東京株式(前引け)=反発、円安追い風に買い戻し優勢
きょう前場の東京株式市場は、外国為替市場で円高が一服、1ドル=105円台前半まで円安が進んだことや、日銀による追加緩和思惑や政府の経済対策への期待感を背景に主力株中心に買い戻される展開となった。ただ、米FOMCの結果を日本時間のあす早朝に控えていることもあって、様子見ムードも強く、市場エネルギーは盛り上がりを欠き、任天堂が商い水準を減らしたこともあって前場段階で売買代金は1兆円を下回った。
個別ではミツミ電機<6767.T>がストップ高、信越化学工業<4063.T>も急騰した。三井化学<4183.T>、三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が値を飛ばし、ブイ・テクノロジー<7717.T>、SUMCO<3436.T>も大幅高。半面、任天堂<7974.T>は売買代金で群を抜くものの株価は反落。サノヤスホールディングス<7022.T>はストップ安、日本マクドナルドホールディングス<2702.T>も軟調。伊藤忠商事<8001.T>が大幅安となり、コメリ<8218.T>、エムスリー<2413.T>も売られた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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