東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、海運が6%を超える大幅高となったほか、電気ガス、ゴム製品、倉庫運輸、その他製品など12業種が上昇。一方、鉱業、空運、精密機器、陸運、情報通信、その他金融など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、花王<4452>、アステラス薬<4503>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>が軟調だった。
前日の米国市場は感染拡大懸念や供給網の再混乱への警戒感が広がり、主要株価指数は大幅に続落。円相場も113円前後と円高傾向にあり、輸出関連株などを中心とした主力銘柄に値を消す銘柄が目立っていた。一方、外資系証券が目標株価を大幅に引き上げたことがサプライズとなった郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>の海運大手3社が値を飛ばしたほか、海運株高に刺激された三井倉HD<9302>、住友倉<9303>、渋沢倉<9304>なども値を上げた。
オミクロン株については、感染地域が広がってきており、再び世界的な感染拡大への警戒感が依然として相場に暗い陰を落としている。関係者は「耐ワクチン性など詳細な情報が判明していないだけに、不気味で不透明感が拭えないこと自体が売り材料になっている」との声が多く聞かれ、目先はオミクロン株の実態解明が待たれるところだ。一方、前日まで2日間でNYダウの下げ幅が1000ドルを超えたことから、2018年のクリスマスショックの再来を警戒する向きもあり、目先は神経質な動きが続きそうだ。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
ソニーGのニュース一覧- ADR日本株ランキング~ソフトバンクGなどほぼ全面安、シカゴは大阪比比245円安の37965円~ 2024/05/02
- 10年もの間、世界に衝撃を与え続けた超大作がついに完結。果たしてシリーズ最大の謎、レイモンド・“レッド”・レディントンの正体は明かされるのか?!5月1日(水)より、デジタル配信開始! 2024/05/01
- ADR日本株ランキング~ルネサスなど全般売り優勢、シカゴは大阪比比305円安の38165円~ 2024/05/01
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、東エレクや信越化が2銘柄で約134円分押し上げ 2024/04/30
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続伸、東エレクが1銘柄で約90円分押し上げ 2024/04/30
マーケットニュース
ソニーグループの取引履歴を振り返りませんか?
ソニーグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。