東京株式(前引け)=続伸、円高局面も米株上昇に追随する動き
きょう前場の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが入り日経平均は大幅続伸となった。ここ米国株市場でNYダウやナスダック指数などが急速に戻りをみせており、この流れが波及している。内需の好業績株などを中心に買い戻す動きが顕著。ただ、為替市場では1ドル=106円近辺でもみ合っており、自動車株など強い動きをみせてはいるものの、円高に対する警戒感も拭えない。日経平均2万1700円台では戻り売り圧力も意識されている。
個別ではトヨタ自動車<7203.T>が買い優勢となったほか、ソニー<6758.T>も上昇した。ソースネクスト<4344.T>、生化学工業<4548.T>が値を飛ばし、アウトソーシング<2427.T>も買われた。ブレインパッド<3655.T>、新川<6274.T>も高い。北の達人コーポレーション<2930.T>も物色人気。半面、日本電産<6594.T>が軟調、SUMCO<3436.T>も冴えない。セイコーホールディングス<8050.T>が大幅反落となり、サッポロホールディングス<2501.T>、ダブル・スコープ<6619.T>も値を下げた。日機装<6376.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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