<動意株・31日>(大引け)=ファーストリテ、ファナック、ケネディクス、東ソーなど
ケネディクス<4321.T>=後場急騰し一時、ストップ高。日銀の金融政策決定会合で追加緩和を決定したことを受け、金利敏感の不動産や金融セクターに買いの矛先が向いた。そのなか、流動性を担保しながら、よりボラティリティの高い銘柄に短期資金が押し寄せるかたちとなり、同社株はその代表格として物色人気を集めた。不動産ファンドを運営し、運用資産は業界最大規模であるだけに低金利環境がおよぼす収益メリットは大きい。
東ソー<4042.T>=後場急伸。午後1時ごろに15年3月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の8100億円(前期比4.9%増)を据え置きつつ、営業利益を同460億円から500億円(前期比20.3%増)へ、純利益を同520億円から580億円(同96.2%増)へ上方修正したことが好感されている。ナフサ価格をはじめとする原燃料価格の下落に伴うコスト低減効果や、円安に伴う交易条件の改善などを見込んでいることが要因としている。
スミダコーポレーション<6817.T>=大幅続伸。同社は30日の取引終了後、今14年12月期通期予想を修正。連結売上高で従来予想の682億円から760億円(前期比18.9%増)へ、営業利益で27億円から31億円(同82.6%増)へ上方修正、これを好感している。欧州、北米を中心に好調な車載関連向けに加え、インダストリー分野も産業機器向けなどが拡大。家電製品関連ではスマートフォン向けなどが堅調に推移しており、円安も利益を押し上げている。
FPG<7148.T>=ストップ高。同社は30日取引終了後に、15年9月期通期の業績予想を発表。営業利益見通しを49億3300万円(前期比42.5%増)としているほか、年間配当を31円(前期は26円)と5円増配する方針を示していることが好感されているようだ。売上高予想は88億300万円(同40.7%増)を見込む。オペレーティング・リース事業の組成能力や販売能力の向上などが寄与するとみているほか、ベルニナ信託を新規子会社化した効果も売り上げ増につながる。
アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>=急反騰。同社は30日の取引終了後、11月30日を基準日とする1対10株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額の引き下げることで、投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。効力発生日は12月1日。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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