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2023/05/09 - JVCケンウ(6632) の関連ニュース。■赤阪鉄 <6022> 2,520円 (+500円、+24.8%) ストップ高 赤阪鐵工所 <6022> [東証S]がストップ高。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の単体業績に関し、最終利益がこれまでの予想の8000万円から2億5000万円(前の期比50.6%増)に上振れて着地したようだと発表。減益予想から一転して最終増益の見込みとなり、買いを誘う要因となったようだ。収益性の高い部品や修理工事の売り上げの増加が寄与する。補助金収入等の営業外収益も計画を大幅に上回った。

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6632東証プライム

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/05/09 05:30

赤阪鉄 <6022>  2,520円 (+500円、+24.8%) ストップ高

 赤阪鐵工所 <6022> [東証S]がストップ高。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の単体業績に関し、最終利益がこれまでの予想の8000万円から2億5000万円(前の期比50.6%増)に上振れて着地したようだと発表。減益予想から一転して最終増益の見込みとなり、買いを誘う要因となったようだ。収益性の高い部品や修理工事の売り上げの増加が寄与する。補助金収入等の営業外収益も計画を大幅に上回った。

東京鉄 <5445>  2,281円 (+400円、+21.3%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。東京鐵鋼 <5445> [東証P]がストップ高。8日、23年3月期の連結決算発表とともに、24年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比23.0%増の45億円を計画するほか、大幅な増配計画と自社株買いの実施も発表しており、これらを好感した買いが集まった。今期の売上高は同6.0%増の840億円を見込む。国内の建設需要が堅調に推移すると見込むほか、電炉小棒業界においても、各種コストの製品価格への転嫁が進むと想定。高付加価値製品の販売推進による収益の向上などに取り組む。未定としていた前期の期末配当は100円(前の期比90円増配)で決定。前期の年間配当は110円(前の期比90円増配)となる。そのうえで、今期の年間配当は前期比40円増配の150円を見込む。更に、取得総数30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.32%に相当)、取得総額5億円を上限とする自社株買いを、5月10日から9月30日の間に実施する。加えて、今期以降の株主還元方針も開示。連結配当性向30%以上を目指すほか、自社株買いも機動的に実施する方針を示した。

クリエイト <3024>  889円 (+150円、+20.3%) ストップ高

 クリエイト <3024> [東証S]がストップ高となる889円をつけた。前営業日の2日取引終了後、23年3月期業績予想の上方修正を発表。同時に従来18円としていた期末配当予想を20円に増額すると発表しており、これらを好感した買いが入った。23年3月期通期業績について売上高を342億円から348億8100万円(前の期比10.6%増)へ、営業利益を5億円から6億7900万円(同2.5倍)へ引き上げた。戦略的な仮需対応や販売先への価格転嫁が進んだことなどが寄与。配当予想は期末増配により年24円(前の期12円)となる見込み。あわせて、昨年末に子会社化した企業の土地時価評価の算定を巡り、第3四半期決算短信を一部訂正することを明らかにした。

リリカラ <9827>  564円 (+80円、+16.5%) ストップ高

 リリカラ <9827> [東証S]がストップ高。インテリアの卸売りを主力に手掛けるが、インテリア事業の利益率改善に加え、コロナ禍からの脱却を背景としたオフィスの改装需要(スペースソリューション事業)が好調で収益を押し上げている。前営業日の2日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(1-3月)決算は営業利益が前年同期比67%増の7億1300万円と急拡大、今上期計画の4億8000万円を大幅に超過した。これを材料視する買いを呼び込んだ。

イルグルム <3690>  708円 (+83円、+13.3%) 一時ストップ高

 イルグルム <3690> [東証G]が4日ぶりに急反騰、一時ストップ高となった。8日、EC構築オープンソース「EC-CUBE」を提供する連結子会社が、決済サービス「アマゾン・ペイ」のプラグイン開発とサポート事業をアイピーロジック(東京都中央区)から譲り受けることとなったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。「EC-CUBE」の利用店舗の売り上げ増加や、セキュリティー向上につなげるのが目的。加えて今後、アマゾン・ペイの認知度向上と普及促進をアマゾン と協力して行っていくという。

JVCケンウ <6632>  524円 (+59円、+12.7%)

 東証プライムの上昇率2位。JVCケンウッド <6632> [東証P]がマド開け急反騰。大型連休前の4月27日に23年3月期決算と併せ、高水準の自社株買いを発表したことがマーケットで注目を集めた。発行済み株式数の7.32%にあたる1200万株を上限に、8日から9月29日までの期間で自社株を取得するが、市場関係者によると「同社株はPBR1倍を下回っており、東証の低PBR改善要請に呼応する形で積極的な株主還元策を打ち出していることが好感される。新中期経営計画に対する評価も高い」(中堅証券ストラテジスト)という。そうしたなか、今月2日には野村証券が同社の決算発表及び新中期経営計画を踏まえ、「PBR1倍に向け株価アップサイドが大きい」として、レーティングを「Buy」に変更、目標株価を700円に設定したことも買い人気に拍車をかけている。

ユニネク <3566>  633円 (+45円、+7.7%)

 ユニフォームネクスト <3566> [東証G]が3日続急伸し、年初来高値を更新した。前営業日の2日の取引終了後、4月月次業績を発表した。売上高は前年同月比17.2%増の6億9700万円と堅調を維持しており、好感されたようだ。上旬にかけて気温が高い日が続いたこともあり、春夏物の作業服やポロシャツなどの販売が伸びた。飲食店向けのエプロンやシャツの販売増加も寄与したという。

コメ兵HD <2780>  2,865円 (+175円、+6.5%)

 コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が4日ぶりに急反発。同社は8日午後2時ごろ、4月度の月次売上高(速報値)が前年同月比23.4%増の53億100万円になったと発表。2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されたようだ。春の買い取りキャンペーンを3月30日~4月30日に開催したことなどが寄与した。なお、免税売上比率は12.1%となっている。

東海染 <3577>  1,211円 (+65円、+5.7%) 一時ストップ高

 東海染工 <3577> [東証S]が4日続急伸。一時ストップ高となり、年初来高値を更新した。8日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比9.6倍の5億円、最終損益は2億円の黒字(前期は1億円の赤字)になる見通しを示し、材料視されたようだ。売上高は同7.2%増の140億円を見込む。染色加工事業では生産性の向上や適正な価格改定・転嫁を進める方針。国内では同業他社の廃業や生産規模縮小に伴う発注要望の高まりや、産業用ユニフォーム関連を積極的に取り込み、受注拡大を図る。保育サービス事業については、こども家庭庁が推進する政策に則った子育て支援事業への参画を目指すとしている。

山パン <2212>  1,985円 (+90円、+4.8%)

 山崎製パン <2212> [東証P]が大幅反発、連日で年初来高値を更新した。SMBC日興証券が2日、山パンの投資評価を「2」から「1」に引き上げた。目標株価は1700円から2300円に増額した。節約志向の高まりや人流回復などを背景に、菓子パンを中心にグループ全体の売上高が想定以上に好調に推移しそうだと指摘。値ごろ感のある製品を不断にブラッシュアップしてきた施策も奏功することが見込まれると評価した。同証券は山パンの23年12月期の営業利益予想について、従来の264億円から318億円に見直した。

東リ <7971>  298円 (+12円、+4.2%)

 東リ <7971> [東証P]が大幅高で5日続伸。8日午後2時ごろ、23年3月期業績予想の上方修正を発表し、営業利益を24億5000万円から35億円(前の期比4.0倍)へ増額した。あわせて、従来8円としていた配当予想を10円に引き上げており、これらを好感した買いが入った。売上高予想も945億円から952億円(同7.6%増)へ見直した。販売価格の改定や製造原価低減活動を進めたことが寄与する見通し。

インフロニア <5076>  1,121円 (+37円、+3.4%)

 インフロニア・ホールディングス <5076> [東証P]が大幅反発、高値を更新した。8日、23年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの見通しの315億円から358億円(前の期比34.1%増)に上振れて着地した見込みだと発表。更に、前期の期末一括配当予想を計画の40円から55円(前の期末比15円増配)に増額して決定したこともあって、これらを好感した買いが集まったようだ。売上高は計画の7050億円を上回る7096億円(同3.9%増)となったようだ。土木事業において完成工事の設計変更獲得により工事利益が改善した。舗装事業で原材料価格高騰分の価格転嫁が進んだことなども奏功したという。

加藤産 <9869>  3,770円 (+110円、+3.0%)

 加藤産業 <9869> [東証P]が大幅反発し、年初来高値を更新した。前営業日の2日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想の上方修正を発表。営業収益の見通しは1兆670億円から1兆800億円(前期比4.3%増)、最終利益は99億円から前期比微増の113億円に見通しを引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益の計画となったほか、年間配当予想も増額しており、好感されたようだ。売上単価が上昇し、酒類流通事業での外食需要が回復するなか、コストコントロールが想定以上に寄与する。投資有価証券売却益の計上も利益を押し上げる要因となるという。年間配当予想はこれまで特別配当3円を含めて89円としていたが、今回これを97円に増額した。前期の年間配当は特別配当3円と記念配当4円を含めて83円だった。

サカイ引越 <9039>  4,860円 (+120円、+2.5%)

 サカイ引越センター <9039> [東証P]が3日ぶりに反発、年初来高値を連日で更新した。8日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比5.0%増の124億3700万円と、2期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。年間配当も同10円増配の105円を計画しており、これらを評価した買いが入ったようだ。今期の売上高は同3.9%増の1137億8900万円を見込む。新型コロナウイルス感染症の5類への引き下げなどを背景に経済活動が持ち直しに向かうと想定する。

ABCマート <2670>  7,830円 (+140円、+1.8%)

 エービーシー・マート <2670> [東証P]が反発。前営業日の2日取引終了後に4月度概況を発表し、既存店売上高は前年同月比22.8%増と14ヵ月連続で前年実績を上回った。好調な月次が評価され、買い優勢の展開となった。気温が高い日が続いたことで、季節商品の販売が順調だった。月前半は学需、後半は行楽需要のため集客が多くなり、商品別では人気アーティストを起用した新作スニーカーや、サンダルや夏物のTシャツが好調だった。全店売上高は同23.7%増だった。

アダストリア <2685>  2,560円 (+45円、+1.8%)

 アパレル大手のアダストリア <2685> [東証P]が6日ぶりに反発。そのほかユナイテッドアローズ <7606> [東証P]もそろって反発となった。前営業日の2日取引終了後に両社がそれぞれ発表した月次売上高が好調だったことから、これを手掛かりに買われた。アダストリアが発表した4月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比14.8%増と14ヵ月連続で前年実績を上回った。気温の上昇により春夏商品の販売が順調に推移したほか、ゴールデンウィークに向けた外出需要の増加が寄与。全店売上高は同17.1%増だった。Uアローズの4月度売上概況(速報)は、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比10.9%増と5ヵ月連続で前年実績を上回った。気温上昇とともに春物と初夏物の動きが目立っているという。全社売上高は同12.8%増だった。

JAL <9201>  2,692円 (+45円、+1.7%)

 日本航空 <9201> [東証P]が上伸。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上収益は前期比20.5%増の1兆6580億円、最終利益は同59.8%増の550億円を計画しており、株価の支援材料となったようだ。国内線、国際線ともに旅客収入の更なる回復を見込むという。23年3月期の連結決算は、売上収益が前の期比2.0倍の1兆3755億8900万円、最終損益が344億2300万円の黒字(前の期は1775億5100万円の赤字)だった。これまで20円の見込みとしていた前期の年間配当は25円(前の期は無配)で決定。今期の年間配当予想は前期比15円増配の40円とした。

ジョイ本田 <3191>  1,810円 (+29円、+1.6%)

 ジョイフル本田 <3191> [東証P]が反発した。前営業日の2日の取引終了後、自己株式の消却を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同社は消却前の発行済み株式総数の2.04%に相当する142万6200株を5月19日に消却する予定。あわせて発表した23年6月期第3四半期累計(22年6月21日-23年3月20日)の決算は、売上高が前年同期比微減の910億8200万円、最終利益が同1.2%減の64億8200万円だった。

JT <2914>  2,979.5円 (+45.5円、+1.6%)

 JT <2914> [東証P]が反発。全般軟調相場に逆行して上値指向を強め、一時3000円大台に乗せるとともに年初来高値を更新した。同社株の3000円台復帰は2018年10月以来約4年半ぶりとなる。前営業日の2日取引終了後に発表した23年1-3月期決算は、最終利益が前年同期比17%増の1446億8400万円と2ケタ伸長を達成した。同社は海外売上高比率が7割超と高いが、外国為替市場での円安が追い風となったほか、ロシアや英国などでのタバコの製品価格引き上げによる効果が収益押し上げ要因として発現した。

ジーエヌアイ <2160>  1,031円 (+15円、+1.5%)

 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G]が上伸。8日、持ち分法適用会社で米ナスダック市場に上場するCatalyst Biosciences(CBIO)について、米証券取引監視委員会(SEC)に提出した文書の日本語訳を開示した。CBIOが予定する経営統合取引及び株式併合の完了により、ナスダックの新規上場要件を満たし、上場廃止を停止する根拠を提供できるとしている。ジーエヌアイ側はCBIOの上場維持に全面的に協力する方針を示しており、これを手掛かり視した買いを集めたようだ。

マクドナルド <2702>  5,810円 (+80円、+1.4%)

 日本マクドナルドホールディングス <2702> [東証S]が5日続伸し、新値追いとなった。同社は前営業日の2日取引終了後、4月度の月次動向を公表。既存店売上高は前年同月比9.1%増となり、3月度の伸び率(6.4%増)から拡大していることが好感されたようだ。既存店の客数は同0.8%減にとどまったが、客単価が同10.0%増となったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同10.4%増だった。

三谷セキサン <5273>  5,040円 (+65円、+1.3%)

 三谷セキサン <5273> [東証S]が4日続伸。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の60億5000万円から79億円(前の期比48.4%増)に上振れて着地したようだと発表した。加えて、22円50銭としていた前期の期末配当予想を23円増額し、45円50銭(前の期末比23円増配)に見直した。これらを好感した買いが集まったようだ。前期の売上高は840億円から860億円(前の期比11.2%増)に上振れて着地した見込み。半導体工場などの大型物件の特需により主力のパイル部門で販売量が増加した。ホテル事業における稼働率・客単価の改善や、IT関連事業での収益性の高いソフト関連の売り上げの増加も寄与する。前期の年間配当予想は前の期比28円増配の72円となる。

HOYA <7741>  15,065円 (+155円、+1.0%)

 HOYA <7741> [東証P]が4日続伸。8日発表した23年3月期の連結決算は、売上収益が前の期比9.4%増の7235億8200万円、税引き前利益は同2.4%増の2158億3200万円だった。いずれも会社側の予想を上回って着地し、税引き前利益は減益予想から一転して増益となった。堅調な業況を評価した買いを集めたようだ。ハードディスク用ガラスサブストレートの販売は急減速した半面、ライフケア事業は堅調に推移した。 半導体用マスクブランクスは23年1-3月期以降、顧客の在庫調整の影響を受けたものの、年度を通じてEUV(極端紫外線)向けを含む先端品での研究開発や量産開始のための需要を取り込み、大幅な増収となったという。今期の業績予想は開示していない。更に同社は自己株式を除く消却前の発行済み株式総数の0.81%に相当する287万2000株を、5月17日に消却することも発表した。

※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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