大引けの日経平均は前日比165.07円高の20204.04円となった。東証1部の売買高は15億5257万株、売買代金は2兆6752億円だった。業種別では、石油・石炭製品、精密機器、海運業が上昇率上位だった。一方、陸運業、空運業、食料品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%となった。
個別では、米ハイテク株高が好感されたソフトバンクG<9984>が5%超、レーティング引き上げ観測のファナック<6954>が3%超の上昇となり、日経平均を押し上げた。その他売買代金上位もソフトバンク<9434>、武田薬<4502>、トヨタ自<7203>、任天堂
<7974>、三菱UFJ<8306>など全般堅調。ソフトバンクは株価指数組み入れによる買い需要が発生したとみられ、武田薬は同業シャイアーの買収が完了した。また、上場維持が決定した田淵電機<6624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>、JT<2914>は小安い。内需系銘柄の一角に利益確定の売りが出て、7&iHD<3382>は3%近い下落。資生堂<4911>など化粧品株の下げも目立った。また、業績観測が報じられたウエルシアHD<3141>などが東証1部下落率上位に顔を出した <HK>
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