大引けの日経平均は前週末比492.58円安の21811.93円となった。東証1部の売買高は13億7285万株、売買代金は2兆2992億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、ゴム製品、小売業、食料品、陸運業は3%を超える下落となった。
個別では、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東海カーボ<5301>、三菱UFJ<8306>など売買代金上位は全般軟調。ファーストリテ<9983>が3%近く下落したほか、資生堂<4911>が6%超下落するなど、これまで日経平均を支えてきた内需・ディフェンシブ系の値がさ株が売られた。ニトリHD<9843>は決算を受けた売りが継続。また、前週末に決算発表したアダストリア<2685>やスギHD<7649>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>
やマネックスG<8698>が逆行高となり、村田製<6981>も小幅ながらプラスを確保した。東京海上<8766>はレーティング引き上げ観測を受けて買い優勢。太陽誘電
<6976>は上値追いの動きが続き5%高となった。また、海洋掘削<1606>が郵船<9101>
による支援報道を受けてストップ高を付け、田淵電機<6624>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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