大引けの日経平均は前日比27.38円安の23619.69円となった。東証1部の売買高は10億1362万株、売買代金は2兆1225億円だった。業種別では、不動産業、証券、陸運業が下落率上位だった。一方、海運業、小売業、サービス業など5業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は32%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>などがさえない。第一三共<4568>は調整基調を強め3%超の下落。業績下方修正の日触媒<4114>や今期大幅減益見通しのマルマエ<6264>は売りがかさんだ。また、ダントーHD<5337>は短期的な過熱感から大幅続落し、東証1部下落率トップとなった。一方、小売り大手の決算では業績の回復基調がポジティブ視され、7&iHD<3382>が4%超、良品計画<7453>が10%超の上昇。その他売買代金上位では、ファーストリテ<9983>が3%近く上昇して日経平均の下支え役となり、エムスリー<2413>も2%超上昇した。中小型株ではブイキューブ<3681>が一部報道を手掛かりに賑わい、SHIFT<3697>は決算が好感されて急伸。また、ハイアス<6192>が東証1部上昇率トップとなり、三桜工<6584>はストップ高水準で引けた。
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