「カジノ関連」のランキング上昇、安倍首相が施政方針演説でIR実施法案の国会提出を表明<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が9位となっている。
カジノを中心とする統合型リゾート(IR)を解禁するIR推進法(カジノ法)は2016年12月に成立した。統合型リゾートは、国際会議場・展示施設、レクリエーション、ショッピング施設、ホテル、レストラン、カジノなどが一体となった複合観光施設を指す。
実際に設置可能となるのは「IR実施法案」の成立以降となるが、安倍首相は1月22日の施政方針演説で、観光立国の一環として、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の国会提出を表明した。
関連銘柄としては、パチンコ・パチスロ機器製造大手で、フィリピンのカジノ・リゾート「オカダ マニラ」の開発に注力しているユニバーサルエンターテインメント<6425.T>、韓国カジノ最大手のパラダイスグループと合弁で統合型リゾートへ進出するセガサミーホールディングス<6460.T>に注目したい。
関連機器などでは、米国や豪州にスロットマシンなどのカジノ用機器を販売しているコナミホールディングス<9766.T>、アミューズメント施設などの内装工事を請け負うインターライフホールディングス<1418.T>、グループ会社がカジノ用ゲーミングマシンの開発・販売を行っているピクセルカンパニーズ<2743.T>、カジノ施設向け電子決済ソリューションを手掛けるテックファームホールディングス<3625.T>などがある。
さらに、遊技機用カード大手のゲームカード・ジョイコホールディングス<6249.T>、紙幣鑑別機などを製造する日本金銭機械<6418.T>、メダル計数機大手のオーイズミ<6428.T>、貨幣処理機大手のグローリー<6457.T>、紙幣の搬送システムや識別機、メダル・硬貨払い出し機を手掛けるマミヤ・オーピー<7991.T>などにもビジネスチャンスが拡大しそうだ。一方、安全対策・警備ではセコム<9735.T>、ALSOK<2331.T>、CSP<9740.T>にも注目したい。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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