<動意株・8日>(大引け)=JAL、サカタインク、オリジンなど
サカタインクス<4633.T>=急伸。8日午後1時に発表した4~12月決算は2.1%増収、営業35.3%の大幅増益で着地、今13年3月期通期の連結売上高は前期比1.6%増の1215億円、営業利益29.1%増の55億円と前回予想を据え置いたが、円安進行に伴う輸出採算の改善で、上ブレが観測されている。
オリジン電気<6513.T>=堅調。8日午前11時30分に13年3月期連結業績の上方修正と配当予定の引き上げを発表。売上高は350億円から385億円(前期比33.9%増)に、経常利益は21億円から31億円(同4.2倍)に増額した。メカトロニクス事業の大型受注製品の売上高が増加したことやコスト圧縮効果が寄与する。
住友金属鉱山<5713.T>=大幅高。7日取引終了後に発表した第3四半期決算は、前年同期比8.7%減収、営業利益同2.6%減益となったものの、13年3月期通期予想を上方修正したことが好感されている。前回の連結売上高7640億円を7790億円、営業利益730億円を800億円に増額。金属価格が持ち直すとみており、精錬の収益が大きく改善する。
ルック<8029.T>=8日続伸。元来、仕手系材料株として人気性は高いが、それに加えて好調な業績が物色資金を誘導している。同社は7日、12年12月期通期業績の増額修正を発表。これが上値追いに拍車をかける起爆材料に。営業利益は従来予想の14億円から19億円に5億円増額となり、前期比では76.2%の大幅な伸び。時価PERはわずかに8倍と割安感が強いことも投機資金の誘引材料。
新東工業<6339.T>=急騰。「米政府が今春にもシェールガスなどの天然ガス輸出を解禁する」と7日付の日本経済新聞が報じており、同社が関連の掘削用装置を手掛けていることから、引き続き需要拡大の思惑が買い手掛かり。また、7日に四半期決算を発表し、13年3月期の連結経常利益を40億円(前期比28.8%減)に据え置いたことで買い安心感が広がる一方、PER10倍台、PBR0.6倍台の割安感から、是正高を期待した向きの買いも入っているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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