後場の日経平均は539円高でスタート、さくらや積水化などが上昇
日経平均;40107.18;+539.12TOPIX;2795.68;+28.90
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比539.12円高の40107.18円と、前引け(40074.56円)からさらに上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は40160円-40270円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=157.60-70円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が下値の堅い展開で0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は一時下げに転じたがその後プラス圏を回復し0.2%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ホンダと日産自の経営統合や、ニデックによる牧野フへのTOBなど、企業変革に向けたニュースが相次いでいることなどが投資家心理を前向きにさせているとの指摘がある。一方、日経平均は今週に入って昨日までの4営業日で800円を超す上げとなっており、一段の上値追いには慎重な向きもある。
セクターでは、卸売業、医薬品、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、鉱業、ゴム製品が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、DeNA<2432>、野村マイクロ<6254>、ソシオネクスト<6526>、さくら<3778>、ニデック<6594>、IHI<7013>、積水化<4204>、楽天グループ<4755>、ルネサス<6723>、三井E&S<7003>が高い。
一方、日産自<7201>、三菱自<7211>、INPEX<1605>、JT<2914>、ブリヂストン<5108>、郵船<9101>が下落している。
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