大引けの日経平均は前日比370.96円安の23204.76円となった。東証1部の売買高は14億5311万株、売買代金は2兆5644億円だった。業種別では、海運業、精密機器、ガラス・土石製品が下落率上位で、その他も全般軟調。鉱業のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の92%、対して値上がり銘柄は7%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>など売買代金上位は全般軟調。中東情勢の緊迫化で再び海運株が大きく売られ、川崎船<9107>は6%近い下落。一部証券会社の投資判断引き下げが観測された東ソー<4042>や12月既存店の減収が嫌気されたアダストリア<2685>、決算発表で材料出尽くし感が広がったネクステージ<3186>なども下げが目立った。また、パイプドHD<3919>は利益確定売りがかさみ、東証1部下落率トップとなった。一方、ソニー<6758>やSUMCO<3436>は小幅ながらプラスを確保。ルネサス<6723>とNEC<6701>は2%超上昇した。原油高を受けて国際帝石<1605>や石油資源<1662>は買いが先行。防衛関連の石川製<6208>や豊和工<6203>は一時ストップ高を付けた。
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