日経平均株価
始値 23292.85
高値 23347.18(11:20)
安値 23255.39(13:57)
大引け 23292.81(前日比 +179.93 、 +0.78% )
売買高 10億1101万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆6991億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は続伸、米株高や香港株高を好感して一時230円強の上昇みせる
2.米中協議の進展期待や香港の政情不安が一服、上値を買い進む動きが顕在化
3.香港では区議会選挙で民主派が圧勝の見通しとなり、抗議デモも目先沈静化
4.後場は目先利益確定売りで伸び悩むも、大引けにかけ日経平均は締まる展開
5.値上がり数は全体の7割を占めるが、売買代金は約1兆7000億円と低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは109ドル高と4日ぶりに反発した。米中協議を巡り、習近平国家主席やトランプ大統領が協議進展に前向きな発言を行い、買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、終始買い優勢となり日経平均株価は230円以上の上昇をみせる場面もあった。後場は伸び悩んだものの大引けにかけ締まる展開となった。
25日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが100ドル強の上昇で4日ぶりに反発したことで安心感が台頭、主力株をはじめ広範囲にリスク選好の流れが波及した。米中協議については、米中両国首脳が部分合意に前向きな発言を示しており、交渉が進展するとの期待が膨らんでいる。政情不安が懸念されている香港では区議会の議員選挙で政府に批判的な民主派が圧勝する見通しと伝わり、抗議デモも足もとは沈静化の動きをみせている。取引時間中は香港ハンセン指数や中国上海株などアジア株市場も高く推移し、投資家心理の改善を後押しした。日経平均は、前場に大きく買われたが後場に入ると利益確定売りに上げ幅を縮小した。ただ、売り圧力も限定的で終盤は再び強含んだ。東証1部全体の7割の銘柄が上昇したが、売買代金は1兆7000億円と低調だった。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974>が上昇、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>も買いが優勢だった。資生堂<4911>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。TATERU<1435>が物色人気となり、エボラブルアジア<6191>、千趣会<8165>なども値を飛ばした。エムアップ<3661>、ティアック<6803>なども大きく買われた。コロプラ<3668>も高い。
半面、日本電産<6594>、HOYA<7741>が売りに押され、武田薬品工業<4502>も冴えない。チタン工業<4098>、安藤・間<1719>などが売られ、木村化工機<6378>も利食われた。カチタス<8919>、クックパッド<2193>が売られ、三櫻工業<6584>も安い。澤藤電機<6901>、Hamee<3134>も値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、TDK <6762> 、東エレク <8035> 、エーザイ <4523> 、ファストリ <9983> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約58円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、バンナムHD <7832> 、オリンパス <7733> 、コムシスHD <1721> 、NTTデータ <9613> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約15円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は精密機器、ゴム製品の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉱業、(2)鉄鋼、(3)海運業、(4)石油石炭製品、(5)水産・農林業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)繊維製品、(2)輸送用機器、(3)情報・通信業、(4)小売業、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△TATERU <1435>
19年から22年の経営方針を策定。
△フロンテオ <2158> [東証M]
米国でAIレビューツールの実証実験を実施。
△柿安本店 <2294> [JQ]
東証1部に市場変更。
△アドウェイズ <2489> [東証M]
博報堂DYメディアと資本・業務提携。
△ソリトン <3040>
5G活用の建機リモート操縦でコマツ <6301> と協業。
△大有機 <4187>
24年11月期の業績目標を上方修正。
△ジーンテクノ <4584> [東証M]
慶大医学部発ベンチャーに出資。
△エボラブルA <6191>
10月取扱高は20%増。
△TBグループ <6775> [東証2]
NEC <6701> と連携しスマート街路灯展開へ。
△フェンオール <6870> [東証2]
4.17%を上限に自社株買いを実施。
▼アーバネット <3242> [JQ]
公募増資と売り出しを実施。
▼日本一ソフト <3851> [JQ]
「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」を発売延期。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)TATERU <1435> 、(2)千趣会 <8165> 、(3)エボラブルA <6191> 、(4)ソウルド <6553> 、(5)エムアップ <3661> 、(6)OBARAG <6877> 、(7)ティアック <6803> 、(8)ユーシン精機 <6482> 、(9)デファクト <3545> 、(10)ライドオンE <6082> 。
値下がり率上位10傑は(1)チタン <4098> 、(2)IRジャパン <6035> 、(3)オロ <3983> 、(4)安藤・間 <1719> 、(5)ビーグリー <3981> 、(6)石川製 <6208> 、(7)カチタス <8919> 、(8)木村化 <6378> 、(9)三桜工 <6584> 、(10)セラク <6199> 。
【大引け】
日経平均は前日比179.93円(0.78%)高の2万3292.81円。TOPIXは前日比11.62(0.69%)高の1702.96。出来高は概算で10億1101万株。東証1部の値上がり銘柄数は1555、値下がり銘柄数は508となった。日経ジャスダック平均は3629.33円(26.08円高)。
[2019年11月25日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
石川製のニュース一覧- 「防衛」が3位にランクイン、石破・トランプ会談控え思惑再燃も<注目テーマ> 2024/12/17
- 出来高変化率ランキング(14時台)~ダイワ通信、伊勢化などがランクイン 2024/11/26
- 出来高変化率ランキング(13時台)~伊勢化、ヒラノテクなどがランクイン 2024/11/26
- 出来高変化率ランキング(10時台)~ダイワ通信、Abalanceなどがランクイン 2024/11/26
- 出来高変化率ランキング(9時台)~クシム、ダイワ通信などがランクイン 2024/11/26
マーケットニュース
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上昇幅拡大 (12/27)
- 「大阪万博」が10位にランクイン、開催まであと107日<注目テーマ> (12/27)
- 後場に注目すべき3つのポイント~先物買い観測などで2週間ぶりに40000円台回復 (12/27)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に楽天グループ (12/27)
おすすめ条件でスクリーニング
石川製作所の取引履歴を振り返りませんか?
石川製作所の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。