東京株式(前引け)=急反落、米株安に加え地政学的リスクが重荷
きょう前場の東京株式市場は、売り優勢で始まり、途中下げ渋る場面はあったが、前場終盤になって一気に下げ幅を広げた。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が終盤に崩れた地合いを引き継いだ格好。北朝鮮を巡る地政学的リスクも嫌気されている。銀行や自動車株に海外投資家からの売りが引き続き観測されている。日経平均株価は前場ほぼ安値引けとなり、東証1部全体の93%の銘柄が下落した。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが安く、トヨタ自動車<7203.T>も値を下げた。村田製作所<6981.T>、ダイキン工業<6367.T>なども安い。東洋電機製造<6505.T>が大きく利食われ、インターアクション<7725.T>も急落。メディアドゥ<3678.T>、山一電機<6941.T>なども大きく売られた。半面、任天堂<7974.T>がしっかり、SUMCO<3436.T>も買い優勢。石川製作所<6208.T>がストップ高に買われたほか、豊和工業<6203.T>、東京計器<7721.T>なども大幅高。TOKYO BASE<3415.T>も値を飛ばした。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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