10万円以下で買える、高利回り・低PBR 32社【スタンダード】編 ＜GW特集＞

　少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

　東証スタンダード上場企業では781銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は配当利回りが3％以上の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。

　下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が50億円以上、(3)今期の配当利回りが3％以上、(5)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは5月2日現在)

　なお、5日(日)に配信した「10万円以下で買える、高利回り・低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

　　　　　　　　　　最低投資　　配当　　　　
コード 銘柄　　　　　　 金額　利回り　　 PBR
<7624> ＮａＩＴＯ　　　14500　　3.45　　0.62
<1840> 土屋ＨＤ　　　　23300　　3.00　　0.50
<8127> ヤマトインタ　　34700　　4.61　　0.41
<7494> コナカ　　　　　39200　　5.10　　0.61
<3242> アーバネット　　42600　　4.69　　0.97
<6853> 共和電　　　　　42700　　3.86　　0.66
<8508> Ｊトラスト　　　44600　　3.14　　0.40
<8289> オリンピック　　50900　　3.93　　0.45
<5942> フイルコン　　　54500　　4.95　　0.47
<8940> インテリクス　　57000　　3.16　　0.40

<5367> ニッカトー　　　58400　　3.60　　0.53
<6748> 星和電　　　　　58900　　3.06　　0.50
<1994> 高橋ウォール　　59100　　3.38　　0.45
<6091> ウエスコＨＤ　　59700　　3.35　　0.55
<6189> Ｇキッズ　　　　63500　　4.72　　0.75
<6778> アルチザ　　　　64900　　3.08　　0.84
<2796> ファマライズ　　65000　　3.08　　0.95
<6858> 小野測器　　　　66300　　4.52　　0.50
<2408> ＫＧ情報　　　　67800　　5.16　　0.85
<4728> トーセ　　　　　69000　　3.62　　0.85

<7847> グラファイト　　72300　　4.15　　0.96
<6210> 洋機械　　　　　73300　　4.77　　0.83
<3246> コーセーＲＥ　　78200　　3.07　　0.78
<8887> リベレステ　　　79400　　5.04　　0.77
<4248> 竹本容器　　　　80500　　4.47　　0.87
<6312> フロイント　　　80900　　3.09　　0.91
<8904> アバンティア　　82300　　4.62　　0.43
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ　　84300　　3.56　　0.87
<9872> 北恵　　　　　　86400　　3.24　　0.61
<9414> ＢＳ１１　　　　90500　　3.31　　0.71

<7636> ハンズマン　　　95100　　3.15　　0.78
<5187> クリエート　　　98700　　3.95　　0.59

※単位は最低投資金額が円、利回りが％、PBRが倍。

★4月30日～5月6日に「ゴールデンウイーク特集」などを一挙、"35本"配信します。ご期待ください。
　　　　　　　 →→　「ゴールデンウイーク特集」の記事一覧をみる。

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