ブランジスタ、前期最終を43％上方修正

　ブランジスタ <6176> [東証Ｇ] が10月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年9月期の連結最終利益を従来予想の4億円→5億7000万円(前の期は1億7800万円)に42.5％上方修正し、増益率が2.2倍→3.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2億0100万円→3億7100万円(前年同期は7600万円)に84.6％増額し、増益率が2.6倍→4.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．繰延税金資産の計上について当連結会計年度（2023年９月期）より事業を開始した「アクセルジャパン」が好調に推移しており、今後も継続した事業拡大が見込まれます。当連結会計年度（2023年９月期）の好調な業績を踏まえ、今後の業績見通し及び繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、今後の一時差異等加減算前課税所得の増加による将来減算一時差異の回収可能性が高まり、2023年９月期決算において、連結子会社の繰延税金資産を追加計上することといたしました。これにより、法人税等調整額（益）約170百万円を追加計上する見込みとなりました。２．業績予想の修正について2023年７月25日に公表した通期連結業績予想に対し、売上高、営業利益、経常利益につきましては、概ね計画通りに推移しました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記１に記載のとおり、業績好調の継続を見込んだ連結子会社の繰延税金資産の追加計上による法人税等調整額の減少があったことにより、前回予想を上回る見込みです。以上のことから、上記のとおり通期連結業績予想を修正しております。なお、2023年９月期連結決算及び次期の業績予想の発表は、2023年11月14日を予定しております。※上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、また監査法人による会計監査前の数値であるため、実際の業績は様々な要素により記載の予想数値とは異なる可能性があります。