シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まろう。米国市場では半導体製造装置のKLAが大きく売られるなど、半導体株の弱さが目立った。これが指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>などの重荷になる可能性があるだろう。また、今週も日米ともに主要企業の決算の影響を受けやすく、方向感をつかみにくくさせそうだ。先週の日経平均株価は日中の振れ幅は大きいものの、全体としてはこう着感の強い相場展開を継続。概ね53000円から54000円辺りでのレンジをみせており、53000円接近では押し目待ち狙いの買い意欲が強そうだ。
また、為替市場ではドル円が1ドル=155円台前半と円安に振れて推移している。
前週は1ドル=152円台へと円高に振れたことで輸出関連株などの弱さが目立っていたが、トヨタ<7203>など自動車株など輸出関連株の買い戻しが意識されやすいだろう。一方で商品市況の下落の影響から資源株などには利益確定の売りが入りやすいとみられる。また、全体としてはこう着ながら、衆院選の選挙情勢では与党での過半数獲得の可能性が高いと伝えられるなか、積極財政に伴う政策期待が押し目買い意欲を強めそうだ。
そのほか、決算を手掛かりとした個別物色も活発になりやすく、30日に発表したところでは四電工<1939>、菱化工機<6331>、日清紡HD<3105>、日アビオ<6946>、レーザーテック<6920>、芝浦機<6104>、明電舎<6508>、セリア<2782>、VEGA<3542>、ネットイヤー<3622>、日ゼオン<4205>などが注目される。
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