東証プライムの騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数はほぼ拮抗。セクター別では、海運、銀行、保険、その他製品、倉庫運輸など9業種が上昇。一方、電気ガス、不動産、非鉄金属、証券商品先物など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、任天堂<7974>、キヤノン<7751>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>が軟調だった。
注目のFOMCでは0.25%の利下げが決まったものの、2025年の利下げ回数がこれまでの4回から2回に減少したことがタカ派的と受け止められ、主要株価指数は大幅安となり、シカゴ日経225先物も大幅に下落した。これを受け、東京市場では売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時700円を超えた。また、決算を発表したマイクロン・テクノロジーが時間外取引で急落したことも神経質にさせた。一方、日米の中銀イベントを通過したことで、押し目買いが入り始めた。
日米の金融政策は概ね想定通りの結果となり、今後はアク抜け感が広がることに期待が集まりそうだ。FOMCではタカ派的な利下げと受け止められたが、今回の経済見通しでは25年以降も堅調な経済が続くとの見方が示されているほか、企業業績の拡大基調も続くとみられており、米国株の下落リスクは限定的との向きが多い。このため、米国株の下げ止まりを確認すれば、日本株も出直り歩調を強めると予想されるだけに、目先は押し目買いスタンスで挑みたいところだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
リクルートのニュース一覧- ADR日本株ランキング~日本郵政など全般やや買い優勢、シカゴは大阪比175円高の38885円~ 2024/12/21
- 15時の日経平均は21円安の3万8791円、SBGが43.8円押し下げ 2024/12/20
- 日経平均は62円安、米PCE物価指数などに関心 2024/12/20
- 14時の日経平均は38円高の3万8852円、TDKが23.18円押し上げ 2024/12/20
- 日経平均は14円安、ダウ平均先物軟調で東京市場の重しに 2024/12/20
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
リクルートホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
リクルートホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。