東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100に迫り、全体の7割近くを占めた。セクター別では、サービス、空運、その他製品など24業種が上昇。一方、鉱業、保険、機械など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、TDK<6762>が軟調だった。
前週末の米国市場は、NYダウ下落したが、11月の米雇用統計を受けて12月の利下げ観測が高まるなか、ハイテク株中心に買われ、ナスダック指数、SOX指数が上昇した。この流れから日経平均は上昇して始まったが、アドバンテスや東エレクが弱含みに転じたことで、センチメントを冷ます格好となった。ただし、日経平均は前場中盤に下げに転じたが、39000円を下回ると押し目買いが入る状況は続いており、売り仕掛けてくる動きも限られていた。
日経平均はレンジ内の動きにとどまっている。来週には日米の金融政策決定会合を控えているだけに、結果を見極めたいところであろう。また、米国の金融政策への影響が大きい消費者物価指数(CPI)の発表も予定されているため、積極的には手掛けづらいところであろう。週末にはオプション・先物特別清算指数算出(メジャーSQ)も控えているため、インデックスに絡んだ商いに振らされやすい面はありそうだ。ただ、日本株の中長期的な上昇トレンドが変わっていないとの見方が多いだけに、材料性のある中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かわせやすいだろう。
<CS>
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