東京株式(大引け)=351円安、リスク回避ムード強まり全面安
大引けの日経平均株価は前日比351円69銭安の2万2028円32銭と大幅安で6日続落。東証1部の売買高概算は21億5918万株、売買代金概算は3兆7770億3000万円。値上がり銘柄数は120、値下がり銘柄数は1901、変わらずは14銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の軟調な欧米株市場の地合いを引き継ぐ形で安く始まり、取引時間中は1ドル=113円近辺へと円高に振れる為替動向を横目に下げ幅を拡大する展開を余儀なくされた。トランプ政権が打ち出す法人税減税に関する先行き不透明感が重荷となっているほか、寄り前発表の7~9月期のGDP成長率が市場コンセンサスを下回ったことも買い手控え要因となった。原油安などが嫌気され、資源開発関連や石油株に売りが目立ったほか鉄鋼株も売り込まれる銘柄が多かった。日経平均は途中下げ渋る場面はあったものの、押し目買いが売り圧力に凌駕される格好となり、先物主導で大きく水準を切り下げた。売買代金は3兆7000億円台と高水準だったが、値下がり銘柄数は1900を超え、東証1部全体の93%が値を下げる全面安商状となった。
個別では、群を抜く売買代金をこなした任天堂<7974.T>だが、株価は大幅安。ソフトバンクグループ<9984.T>、ソニー<6758.T>、トヨタ自動車<7203.T>なども軟調。リクルートホールディングス<6098.T>、村田製作所<6981.T>も安い。アカツキ<3932.T>がストップ安に売り込まれ、TYK<5363.T>も大きく利食われた。新日本理化<4406.T>、アサヒホールディングス<5857.T>、あいホールディングス<3076.T>も大きく値を下げた。KLab<3656.T>も下落した。
半面、第一生命ホールディングス<8750.T>がしっかり、昭和電工<4004.T>も買い優勢。オープンハウス<3288.T>がストップ高となったほか、ディー・エル・イー<3686.T>、ソースネクスト<4344.T>も急伸。ワタミ<7522.T>、学研ホールディングス<9470.T>も買われた。関東電化工業<4047.T>も上昇した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
リクルートのニュース一覧- 信用残ランキング【売り残増加】 日本取引所、三井E&S、ソシオネクス 2024/05/05
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に反発、東エレクが1銘柄で約25円分押し上げ 2024/05/02
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反落、ファーストリテやソフトバンクGが2銘柄で約60円分押し下げ 2024/05/01
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反落、ファーストリテが1銘柄で約49円分押し下げ 2024/05/01
- 日経平均1日前引け=3日ぶり反落、216円安の3万8189円 2024/05/01
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 690円高 (5月6日) (05/07)
- ADR日本株ランキング~ソフトバンクGなどほぼ全面安、シカゴは大阪比比690円高の38880円~ (05/07)
- 7日の株式相場見通し=大幅反発、米株高受け投資家心理改善 (05/07)
- 米国市場データ NYダウは176ドル高と4日続伸 (5月6日) (05/07)
リクルートホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
リクルートホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。