東京株式(大引け)=87円安、北朝鮮ミサイル通過でリスク回避の売り優勢
大引けの日経平均株価は前日比87円35銭安の1万9362円55銭と続落。東証1部の売買高概算は13億8700万株、売買代金概算は1兆8160億6000万円。値上がり銘柄数は881、対して値下がり銘柄数は989、変わらずは144銘柄だった。
きょうの東京市場は、早朝に北朝鮮がミサイルを弾道発射し日本列島上空を通過して太平洋上に落下、地政学リスクに対する懸念が急速に高まり、日経平均は大幅続落でスタートした。外国為替市場ではドル安・円高が進行、前場取引開始前に1ドル=108円台前半まで円高が進行する場面があり、投資家心理を悪化させた。円高を嫌気して自動車株が軟調、保険、証券などの金融株も値を下げて全般地合い悪を助長、日経平均は一時1万9200円台まで水準を切り下げる場面もあった。しかし、売り一巡後は内需株中心に押し目買いが入り下げ渋った。北朝鮮動向を見極めたいとの思惑から、下値を売りたたくような動きも見られなかった。売買代金は1兆8000億円台と若干膨らんだものの低水準が続いている。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974.T>が軟調、ソフトバンクグループ<9984.T>も売りに押された。トヨタ自動車<7203.T>など自動車株が安く、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も軟調だった。関東電化工業<4047.T>、グリー<3632.T>が値を下げたほか、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>も安い。スカパーJSATホールディングス<9412.T>、ボルテージ<3639.T>なども下落した。
半面、NTT<9432.T>、武田薬品工業<4502.T>がしっかり、ダイフク<6383.T>も高い。TOWA<6315.T>、フォスター電機<6794.T>が大幅高、エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>も値を飛ばした。ミライアル<4238.T>はストップ高。西華産業<8061.T>、大紀アルミニウム工業所<5702.T>も活況裏に大きく水準を切り上げている。石川製作所<6208.T>も上昇した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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