このところの株価上昇を受けて利益確定の売りが出たほか、ボーイングの下落がNYダウを下押しした。東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、日経平均はやや売り優勢で11円安からスタート。朝方は前日終値を挟んだもみ合いが続き、その後円相場の強含みとともに21698.42円(前日比63.23円安)まで下落する場面があった。後場に入るとプラス圏に浮上したが、上値追いの動きは乏しかった。
大引けの日経平均は前日比40.94円高の21802.59円となった。東証1部の売買高は11億0544万株、売買代金は1兆9426億円だった。売買代金は3日連続で2兆円を下回っている。業種別では、石油・石炭製品、電気機器、鉱業が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、小売業、不動産業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の33%、対して値下がり銘柄は62%となった。
個別では、ソニー<6758>が売買代金トップで9%を超える上昇。米ヘッジファンドが改革要求のため同社株を取得したと報じられた。その他売買代金上位では任天堂
<7974>、楽天<4755>、ファナック<6954>、トヨタ自<7203>などが堅調。原油市況の上昇でJXTG<5020>などが買われ、アンリツ<6754>やアドバンテス<6857>も上げが目立った。紙幣刷新が材料視されたオーイズミ<6428>、日金銭<6418>や前期純利益を上方修正した日揮<1963>は急伸。また、デザインワン<6048>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>やキーエンス<6861>が小安く、ZOZO<3092>は3%超下落した。ニトリHD<9843>や高島屋<8233>、コスモス薬品
<3349>が決算を受けて売られ、7&iHD<3382>など他の小売株も全般軟調。また、リソー教育<4714>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
この銘柄の最新ニュース
デザインワンのニュース一覧- 東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、大和重、ビートがS高 2024/07/22
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … QPS研究所、ウエストHD、ジーデップ (7月12日発表分) 2024/07/16
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … QPS研究所、ポスプラ、ウエストHD (7月12日発表分) 2024/07/16
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇106銘柄・下落97銘柄(通常取引終値比) 2024/07/12
- 2024年8月期 第3四半期決算説明資料 2024/07/12
マーケットニュース
- 耐震化待ったなし、ライフラインの要「上下水道設備」関連に国策の風 <株探トップ特集> (07/23)
-
明日の株式相場に向けて=円高をテーマに買える中小型材料株 (07/23)
- NY各市場 2時台 ダウ平均は横ばい ナスダックは小幅高 (07/24)
- ダウ平均は横ばい 前日終値水準での上下動が続く=米国株序盤 (07/24)
デザインワン・ジャパンの取引履歴を振り返りませんか?
デザインワン・ジャパンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。