決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … リプロセル、ＡＤプラズマ、ＡＮＡＰ (7月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アズ企画設計 <3490>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の経常損益(非連結)は9500万円の赤字(前年同期は8800万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　ＩＧポート <3791>
　20年5月期の連結経常損益は2億9100万円の黒字(前の期は3億0700万円の赤字)に浮上したが、21年5月期の同利益は前期比36.1％減の1億8600万円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4　Ｊグループ <3063>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は16.3億円の赤字(前年同期は0.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3490> アズ企画設計 　ＪＱ　　 -9.91 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<6668> ＡＤプラズマ 　東２　　 -7.80 　　7/10　　　3Q　　　 39.39
<3791> ＩＧポート 　　ＪＱ　　 -7.58 　　7/10　本決算　　　-36.08
<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 -6.00 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<2178> トライＳＴＧ 　東Ｍ　　 -5.60 　　7/10　　　1Q　　　　黒転

<9835> ジュンテン 　　東２　　 -5.53 　　7/10　　　1Q　　　281.12
<3815> メディア工房 　東Ｍ　　 -4.72 　　7/10　　　3Q　　　　赤転
<9903> カンセキ 　　　ＪＱ　　 -4.44 　　7/10　　　1Q　　　 16.71
<3223> ＳＬＤ 　　　　ＪＱ　　 -4.03 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<8143> ラピーヌ 　　　東２　　 -3.96 　　7/10　　　1Q　　　　赤転

<3189> ＡＮＡＰ 　　　ＪＱ　　 -3.73 　　7/10　　　3Q　　　　赤転
<4978> リプロセル 　　ＪＱ　　 -3.69 　　7/10　本決算　　　　赤拡
<2872> セイヒョー 　　東２　　 -3.62 　　7/10　　　1Q　　　　赤拡
<4673> 川崎地質 　　　ＪＱ　　 -3.22 　　7/10　　上期　　　 25.26
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ　　 -2.90 　　7/10　　上期　　　-56.12

<8887> リベレステ 　　ＪＱ　　 -2.56 　　7/10　本決算　　　 39.10
<5271> トーヨアサノ 　東２　　 -2.33 　　7/10　　　1Q　　　　赤転
<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 -1.24 　　7/10　　　1Q　　　-62.58
<5982> マルゼン 　　　東２　　 -0.56 　　7/10　　　1Q　　　-25.63
<2747> 北雄ラッキー 　ＪＱ　　 -0.50 　　7/10　　　1Q　　　141.18

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース