日経平均は4日続伸、引き続きソフトバンクGが指数をけん引
22日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は130.92ドル高の44156.73ドル、ナスダックは252.56ポイント高の20009.34で取引を終了した。トランプ政権による大規模AIインフラ投資発表を受け、半導体セクターの上昇が主導し寄り付き後、上昇。強いハイテクに加え、主要企業の好決算を好感した買いが相場を一段と押し上げ終日堅調に推移し、終了した。
米国市場でナスダックが強い動きをみせたことから、東京市場はハイテク株を中心に買い優勢となり、日経平均は4日続伸スタートとなった。昨日同様、ソフトバンクグループ<9984>が日経平均をけん引し、一時39900円台手前まで上昇。買い一巡後は、40000円接近などが意識されて上値が重くなったが、引き続き強い地合いとなり、前場のプライム市場の売買代金は2.4兆円まで膨らんだ。
日経平均採用銘柄では、ソフトバンクグループのほか、三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>など防衛関連も強い。また、フジクラ<5803>、住友電工<5802>、古河電工<5801>と電線株も連日で買われた。このほか、旧村上ファンド系による大量保有が伝わったことで王子HD<3861>も上昇。ニデック<6594>、日立<6501>、TDK<6762>、ソニーグループ<6758>などが買われた。
一方、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の一角が弱いほか、日野自動車<7205>の下げが目立つ。このほか、サッポロホールディングス<2501>、富士電機<6504>、住友ファーマ<
4506>、ニトリホールディングス<9843>、安川電機<6506>などが下落した。
業種別では、その他製品、パルプ・紙、情報・通信、機械、サービスなどが上昇した一方、電気・ガス、食料品、医薬品、石油・石炭、化学などが下落した。
本日から明日24日まで、日本銀行による金融政策決定会合が開催される。市場関係者の多くは「0.25%の追加利上げ実施」を予想しており市場もほぼ織り込み済みとの観測。明日の15時30分から開催される植田和男日銀総裁の記者会見では、今後の金利に対する見方などが注目点となりそうだ。日経平均は40000円手前でやや上値が重くなっているが、前場弱かった半導体株の動向次第では、後場に40000円台を試す場面は十分あると考える。
<AK>
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