■ピクスタ <3416> 1,010円 (+150円、+17.4%) ストップ高
ピクスタ <3416> [東証G]がストップ高。22日の取引終了後、大口受注を獲得したと発表し、ポジティブ視されたようだ。受注製品は画像・動画素材で受注額は約3億6000万円。売上計上時期は24年12月期第3四半期(7-9月)を予定する。今期の業績予想には織り込まれていない案件であり、業績予想修正に関しては現在精査中。公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示するとしている。
■ジャムコ <7408> 1,650円 (+187円、+12.8%)
東証プライムの上昇率2位。ジャムコ <7408> [東証P]が4日ぶり急反騰。東邦チタニウム <5727> [東証P]も堅調に推移した。英国において世界最大級の航空ショーである「ファンボロー国際航空ショー」が22日に開幕した。同日には米ボーイング
■JTOWER <4485> 1,705円 (+173円、+11.3%)
JTOWER <4485> [東証G]が続急騰。22日取引終了後、KDDI <9433> [東証P]と19日付で通信鉄塔の中長期的な整理統合を含む共同検討の覚書を締結したと発表。これを好感した買いが入った。通信インフラの安定的な運用と効率的な維持管理に向け、シェアリングによる通信鉄塔の整理統合や、更改タイミングを迎えた屋内4G設備のインフラシェアリングへの入れ替えについて施策の検討を行う。詳細については今後検討を進めていく。
■郵船 <9101> 4,825円 (+364円、+8.2%)
東証プライムの上昇率4位。日本郵船 <9101> [東証P]が5日ぶり急反発。22日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について、売上高を2兆2900億円から2兆5700億円(前期比7.7%増)へ、営業利益を1650億円から2150億円(同23.1%増)へ、純利益を2450億円から3900億円(同70.6%増)へ上方修正したことが好感された。紅海情勢に起因する喜望峰ルートの利用によるコンテナ船の需給ひっ迫及び運賃市況が期初の想定を上回り、コンテナ船事業を運営する持ち分法適用会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの収支良化を見込むことに加えて、連結子会社である日本貨物航空とANAホールディングス <9202> [東証P]との株式交換の実行時期が24年7月1日から25年3月31日(予定)に変更になったことに伴い、第2四半期から第4四半期までの航空運送事業の業績予想を追加したことが要因。また、物流事業、不定期専用船事業における堅調な市況推移や円安の進行なども織り込んだとしている。
■浜ゴム <5101> 3,539円 (+259円、+7.9%)
東証プライムの上昇率6位。横浜ゴム <5101> [東証P]が急反発。同社は22日取引終了後、米タイヤ大手のグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー
■河西工 <7256> 219円 (+13円、+6.3%)
河西工業 <7256> [東証S]が4日ぶり急反発、一時24.8%高の257円まで上昇した。22日取引終了後、開示を延期していた24年3月期連結決算について売上高が2143億1500万円(前の期比22.2%増)、営業損益が22億4800万円の黒字(前の期138億400万円の赤字)と発表。同時に25年3月期の大幅営業増益見通しを明らかにしており、これを好感した買いを集めた。前期は主要得意先の生産台数の微増と為替変動の影響が寄与した。前の期に計上した特別利益の反動減や事業用資産の減損により最終損益ベースでは赤字となった。続く今期の売上高は2200億円(前期比2.7%増)、営業利益は48億円(同2.1倍)の見通し。なお、税金費用の計上などで今期も最終損益は赤字を見込む。また、無配も継続する。あわせて、決算開示延期の理由である子会社の決算処理に関する問題を巡り、過年度決算の訂正を行った。
■レントラクス <6045> 538円 (+26円、+5.1%)
レントラックス <6045> [東証G]が急反発。22日の取引終了後、6月度の月次実績に関する発表を行った。連結ベースの取扱高は前年同月比11.0%増の22億7400万円、売上高は同18.8%増の3億300万円だった。取扱高と売上高の増加基調を継続する形となり、買い安心感が広がったようだ。成果報酬型広告サービス事業におけるパートナーサイト運営者数は前月比367人増加の5万7992人となった。
■TKP <3479> 1,786円 (+78円、+4.6%)
ティーケーピー <3479> [東証G]が大幅続伸。SMBC日興証券が22日付で投資評価「1」を継続、目標株価を2300円から2600円へ引き上げており、これが材料視された。第1四半期決算や、リリカラ <9827> [東証S]とノバレーゼ <9160> [東証S]のM&Aを踏まえた。同証券では対面イベント需要の回復により会議室事業の成長が続き、ホテル事業の拡大やM&Aで利益成長が加速するとみている。
■ちゅうぎんF <5832> 1,728.5円 (+69.5円、+4.2%)
ちゅうぎんフィナンシャルグループ <5832> [東証P]が大幅高で4日ぶりに反発。そのほか、九州フィナンシャルグループ <7180> [東証P]、七十七銀行 <8341> [東証P]など地銀株が軒並み高となった。自民党の茂木敏充幹事長が22日に東京都内で講演し、その内容が国内メディアで報じられている。茂木氏は日銀の金融政策について、段階的な利上げの検討を含め、正常化への方針をより明確に打ち出すことが必要だ、との認識を示したという。茂木氏は円安による日本経済へのマイナスへの影響も指摘している。自民党幹部が日銀の金融政策に対し、公の場で注文を付けたと受け止められる発言をしたのは異例のことであり、市場の一部では政府側の要求を受けて日銀が早期に利上げに踏み切るシナリオが意識されたようだ。地銀株を巡っては金利上昇が事業環境にはプラスとなるとの見方に加え、持ち合い解消による資本効率向上への期待も根強く、買いを誘う格好となった。
■鈴茂器工 <6405> 1,572円 (+62円、+4.1%)
鈴茂器工 <6405> [東証S]が大幅反発。22日の取引終了後、子会社の日本システムプロジェクトが、外食・中食向けにスマートマルチタイマーアプリ「naviCook(ナビクック)」をリリースしたと発表しており、好材料視された。「naviCook」は、調理工程の標準化や食材の使用期限管理などを可視化するさまざまな機能を搭載しているのが特徴。多機能タイマーと直感的な操作パネルにより調理工程の管理を容易にし調理効率の向上につながるほか、調理ミスが減少することで材料のムダを最小限に抑えることが可能になるとしている。
■ベストワン <6577> 2,877円 (+107円、+3.9%)
ベストワンドットコム <6577> [東証G]が大幅反発。23日午前11時30分ごろ、24年7月期の連結業績予想について、営業利益を1億円~3億円から2億5000万円~3億円(前期比13.2~15.8倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を10円から15円へ引き上げたことが好感された。従来予想では織り込んでいなかった、チャーターしたコスタセレーナ金沢発着クルーズの催行が無事完了したことが要因としている。
■Kudan <4425> 1,810円 (+63円、+3.6%)
Kudan <4425> [東証G]が4日ぶり大幅反発。23日正午、同社の技術を搭載した自律走行ロボット製品について、米国のロボット企業による販売が決定したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。シンガポールに本社を置く総合エンジニアリング企業の傘下で自動搬送ロボットの開発・販売を手掛ける企業で、医療現場や産業向け、接客向けなどに製品を展開する。会社の概要に関しては現時点では当該企業の意向により非開示とする。2024年内の発売を予定している。
■ペイクラウド <4015> 613円 (+21円、+3.6%)
ペイクラウドホールディングス <4015> [東証G]が大幅反発。傘下のバリューデザインはきょう、ニッセンレンエスコート(札幌市中央区)とオフィシャルパートナー契約を締結したと発表しており、これが株価の支えとなったようだ。これにより、バリューデザインは北海道内の自治体に向け、自社が提供する現地決済型ふるさと納税サービス「ふるまちPay」の推進を更に加速させるとしている。
※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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