古河機金、今期経常を一転12％増益に上方修正

　古河機械金属 <5715> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比16.4％増の60.7億円に伸び、従来の29.1％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の92億円→105億円(前期は93.4億円)に14.1％上方修正し、一転して12.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.2％増の44.2億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.7％増の18億円となり、売上営業利益率は前年同期の2.3％→3.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第2四半期累計期間においては、子会社からの受取配当金の増加を主因として、売上高および営業利益は、業績予想値を上りました。これに加え、営業外収益に為替差益ほかを計上した結果、経常利益および四半期純利益についても、業績予想値を上回りました。　通期においては、第2四半期累計期間までの実績を主因として、業績予想を上方修正しています。(注）本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。