(+0.89%)の5224.62で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、まちまちで寄り付いた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCの結果を発表。
予想通り5会合連続で政策据え置きを決定したほか、金融当局者が依然年内3回の利下げを予想していることや、パウエル議長も年内の利下げを想定している姿勢を再表明したため年内の利下げ期待が強まり大きく買われた。主要株式指数は過去最高値を更新し終了。
祝日明けの東京市場は、米国株の大幅上昇を受けて、買い優勢で取引を開始した。
日経平均は寄付きから取引時間中の史上最高値(3月7日の40472.11円)を更新。為替は1ドル150円台後半と19日大引け時点よりも円安ドル高が加速したことから、輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均、TOPIXともに強い動きに。東証プライム市場の売買代金は5.9兆円台と商い活況となり、日経平均は終値ベースでも史上最高値を更新した。
大引けの日経平均は前営業日比812.06円高(+2.03%)の40815.66円となった。東証プライム市場の売買高は22億1465万株、売買代金は5兆9014億円。セクター別では、パルプ・紙、銀行業、卸売業、輸送用機器、保険業などが上昇した一方、海運業、陸運業、食料品の3セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は67%、対して値下がり銘柄は29%となっている。
日経平均採用銘柄では、米半導体メモリのマイクロン・テクノロジーが決算を材料に時間外取引で急伸したことから、東エレク<8035>が後場一段高で日経平均を200円超押し上げた。また、東京電力HD<9501>は、資源エネルギー庁長官が新潟県知事を訪ね「柏崎原発再稼働へ理解を要請」と伝わったことで買われた。このほか、千葉銀行<8331>、ネクソン<3659>、ニデック<6594>、三井物産<8031>、三菱重工<7011>
が上昇。
一方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運大手がそろって売られたほか、サッポロホールディングス<2501>、DOWAホールディングス<5714>、ファナック<6954>、JR東日本<9020>がさえない。
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