同社の主たる事業である不動産業界においては、建築費高騰や金利上昇の影響により新築建て替えを躊躇し、既存ビルの活用を選択する契機が増えるなど、築古ビル再生に強みを有する同社には追い風となっている。またスタートアップ企業向けの賃貸市況においては、特に同社が強みを有する渋谷を中心とした都心部エリアにおける需要は活況で、同社においては、2024年3月末現在の既存物件における稼働率がここ2年間で最高の推移を見せるなどリーシング状況は良好となっている。
当第2四半期は、「ROOTS SQUARE IKEJIRI OHASHI」「LANTIQUE BY IOQ」「&NEIGHBOR nakameguro」と立て続けに3物件を開業するなど順調に事業拡大が進んでいる。既存運営物件の安定稼働、新規物件のリーシング好調によるストック型収入の積み上げに加え、販売用不動産「IVY WORKS」の売却といったフロー型収入も収益貢献している。また、新たに販売用不動産2物件の取得決済も進み、来期以降の成長に向けた投資についても順調に進んでいる。
2024年9月期通期の業績予想について、売上高は前期比10.4%増の77.00億円、営業利益は同16.6%増の6.40億円、経常利益は同20.7%増の5.85億円、当期純利益は同45.4%増の4.05億円とする期初計画を据え置いている。第2四半期終了時点で既に各段階利益が2024年9月期通期の業績見通しを上回っているが、下期において物件購入等の成長投資を加速する予定であり、物件購入次第で増減が大きいことから、業績予想の修正は行っておらず、修正が必要になった場合には速やかに開示するとしている。
<SO>
この銘柄の最新ニュース
リアルゲイトのニュース一覧- 東証グロース(大引け)=値上がり優勢、かっこ、コパがS高 2024/05/17
- 東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、かっこ、AHCがS高 2024/05/17
- 東証グロース(大引け)=値下がり優勢、アーキテクツがS高 2024/05/16
- 東証グロース(前引け)=値下がり優勢、アーキテクツが一時S高 2024/05/16
- リアルゲイト---ベネフィットサービス「JOINTHUB」を本格始動 2024/05/16
マーケットニュース
- 14時の日経平均は353円高の3万9141円、ファストリが64.73円押し上げ (05/20)
- 13時の日経平均は383円高の3万9170円、ファストリが51.00円押し上げ (05/20)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にメイコー (05/20)
- 米国株見通し:下げ渋りか、FRBの年内利下げに期待継続 (05/20)
リアルゲイトの取引履歴を振り返りませんか?
リアルゲイトの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。