<動意株・24日>(大引け)=トランスG、Vテク、小林製薬など
ブイ・テクノロジー<7717.T>=後場動意。同社は24日午後0時30分に、中国の大手液晶パネルメーカーからモジュール自動検査装置を約40億円で受注したと発表。業績への寄与が期待されているようだ。この装置は出荷前のディスプレーの映像欠陥を検査するもので、同社は昨年から受注活動を積極展開している。なお、今回の受注による業績への影響は現在精査中としている。
小林製薬<4967.T>=逆行高。欧州有力証券では、「16年度第1四半期はポジティブだった」と評価。売り上げは今後も伸びるとみて、レーティングを「売り」から「買い」に3段階格上げ。目標株価を6440円から1万100円に大きく引き上げている。
北越メタル<5446.T>=急反発。同社は18日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高を従来予想の100億6000万円から105億9000万円(前年同期比0.2%減)へ、営業利益を同1億9000万円から3億9000万円(同85.7%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。主原料の鉄スクラップ価格が安価に推移したことなどが要因。また、業績予想の修正に伴い、従来未定としていた中間配当を1円50銭(前年同期1円50銭)にすると発表。なお、期末配当については引き続き未定としている。
クスリのアオキ<3398.T>=大幅高で3日続伸。大和証券が18日付で、投資判断「1」、目標株価6500円でカバレッジを開始したことが好材料視されている。同証券では、年15%増以上の新規出店の継続に加えて、調剤売上高の伸長や、高速出店した新店の2年目の貢献により、今後も既存店売上高が好調に推移すると見込んでおり、成長ポテンシャルは業界トップクラスと評価。また、中期的にも2ケタ増益基調が続くと予想している。
オーミケンシ<3111.T>=急上昇。19日付の日本経済新聞で、「木材から低カロリーの食品素材を製造する技術を開発した」と報じられており、新技術への関心の高さと株価が低位に放置されていたことから、短期資金を呼び込んでいるようだ。記事によると、「パルプを分解してできるセルロースを溶かし、こんにゃく粉などと混ぜて麺などに加工する」という。低カロリーで満腹感を得られることから、ダイエットや医療などへの応用が考えられ、新たな収益源としても注目されている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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