東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、不動産、輸送用機器、保険、その他金融、建設の下落が際立っていた。半面、銀行、海運の底堅さがみられた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、TOTO<5332>、日立<6501>、ソシオネクスト<6526>、ニトリHD<9843>が堅調だった。一方で、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、トヨタ<7203>、TDK<6762>が軟調だった。
植田和男日銀総裁の記者会見では、追加の利上げに積極的な姿勢を見せたほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、9月の利下げを示唆したため、日米金利差縮小への思惑から円相場が一時1ドル=148円台へと3月以来約4カ月半ぶりの円高水準となった。輸出採算悪化が警戒されるなか、後場に市場予想を下回る第1四半期決算を発表したトヨタは軟調だった。
日経平均は前日のリバウンド部分を帳消しにしたが、前日に通期業績予想を上方修正したアドバンテスは終日堅調な展開となり、1社で日経平均を約218円支えた。一方で、アームホールディングスが時間外で売られた影響からソフトバンクGは、日経平均を119円ほど押し下げる格好だった。昨日は東エレクが1社で日経平均を200円超押し上げており、指数インパクトの大きい値がさ株の影響を受けやすい状況のなかでは、積極的な売買は手控えられやすい。為替の動向をにらみながら、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせそうである。
<CS>
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