<動意株・29日>(前引け)=芝浦、日コンクリ、ケー・エフ・シー
日本コンクリート工業<5269.T>=大幅反発。きょう付の日本経済新聞で、第2四半期累計(4~9月)の連結業績は、経常利益が前年同期比25%減の10億円程度になり、従来予想を5000万円ほど上回ったようだと報じられたことを材料視。記事によると、基礎工事で使うコンクリート柱が好調で、電柱の伸び悩みを補ったという。また、採算の良い案件に絞ったことや、工場の生産ラインの集約などで利益率が改善したとしており、通期業績への好影響も期待されているようだ。
ケー・エフ・シー <3420.T>=ストップ高カイ気配。同社は28日の取引終了後、15年3月期第2四半期累計(4~9月)業績予想を修正。連結売上高を従来予想の95億円から107億5000万円(前年同期比25.2%増)へ、営業損益を2000万円の赤字から3億8000万円の黒字(前年同期実績1億1200万円の赤字)に上方修正、これを好感している。完成工事における工事の進捗が順調に推移。工事原価の圧縮なども寄与している。同社は老朽化したトンネル覆工コンクリートを補修出来る覆工補強工法の技術を有していることから、トンネルが大部分を占めるリニア新幹線を含め今後も受注拡大への期待が高い。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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