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2023/04/19 - エレメンツ(5246) の関連ニュース。■セルシード <7776> 508円 (+80円、+18.7%) ストップ高 セルシード <7776> [東証G]が大商いでストップ高を演じたほか、キャンバス <4575> [東証G]が急反騰。このほか、クリングルファーマ <4884> [東証G]やオンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が急動意をみせ、

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5246東証グロース

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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/04/19 05:30

セルシード <7776>  508円 (+80円、+18.7%) ストップ高

 セルシード <7776> [東証G]が大商いでストップ高を演じたほか、キャンバス <4575> [東証G]が急反騰。このほか、クリングルファーマ <4884> [東証G]やオンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が急動意をみせ、免疫生物研究所 <4570> [東証G]、DNAチップ研究所 <2397> [東証S]、カイオム・バイオサイエンス <4583> [東証G]などバイオ関連株が軒並み物色人気をみせた。企業の決算発表を前に足もとの業績があまり気にされないバイオ系材料株で回転を利かす動きが目立つが、春の学会シーズンで材料性が意識されやすいという面もあるようだ。目先は材料の出たキャンバスの派手な値動きが目立つが、今年春先に人気化したセルシードも注目度が高く、3月24日には984円の年初来高値を形成、時価はそこから半値以下に水準を切り下げたが、前日17日に75日移動平均線との上方カイ離が解消されたことで、売り一巡感からリバウンド狙いの買いが活発化した。

CANBAS <4575>  1,845円 (+247円、+15.5%)

 キャンバス <4575> [東証G]が3日ぶりに急反騰。抗がん剤開発を手掛ける創薬ベンチャーで、業績は水面下での推移が続くが、バイオ関連株の中でも株価の値動きの早さが注目され、折に触れ短期筋の攻勢が目立つ。17日取引終了後、膵臓がん3次治療を対象とする抗がん剤候補「CBP501」臨床第2相試験に関するデータカットオフ(データ取得終了)を実施したことを発表した。「CBP501」臨床第3相試験の計画を検討するために十分なデータを得られたと判断したもの。これをもって実質的に臨床第2相試験が終了となり、これを材料視する買いが集中した。

ジオコード <7357>  771円 (+100円、+14.9%) ストップ高

 ジオコード <7357> [東証S]がストップ高。同社は18日、検索エンジン経由でのアクセスアップから成約に結び付けるサービス「オーガニックマーケティング内製化プラン」に、人工知能(AI)チャットツールを活用した新サービス「ChatGPT記事作成コンサルティング」を追加したと発表。これが株価を刺激したようだ。同社は国内のSEO(検索エンジン最適化)業界初期である2005年から18年以上にわたってグーグル検索を研究・分析。そのなかで培った検索結果で上位表示されやすい記事作成やコンテンツ制作のノウハウを、特別な知識がなくても自社(内製化)で実現できるように、ChatGPTの活用方法と記事作成ノウハウを提供しながらコンサルティングするとしている。

サンウッド <8903>  795円 (+95円、+13.6%) 一時ストップ高

 サンウッド <8903> [東証S]が3日続急騰、一時ストップ高となった。同社は17日取引終了後、23年3月期通期の単独業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の12億6000万円から19億5000万円(前の期比3.6倍)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も182億4000万円から193億円(同46.0%増)に上方修正。新築分譲マンションの販売が好調に推移したほか、新築収益不動産「WHARFシリーズ」で6物件の引き渡しが計画通りに完了し、当初計画を上回る価格で売却できたことなどが主な要因だとしている。

アセンテック <3565>  637円 (+73円、+12.9%)

 東証プライムの上昇率2位。アセンテック <3565> [東証P]が3日続急騰し、年初来高値を更新した。17日の取引終了後、チェンジホールディングス <3962> [東証P]の子会社であるチェンジとの業務提携を開始すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。アセンテックは3月15日、純国産のSaaSセキュリティープラットフォーム「ブレイクアウト」を発表した。今回の業務提携は、ブレイクアウトをチェンジが取り扱い、国内の顧客に共同でSaaSアクセス環境の新たな利用形態を提案することが目的。両社の長期的な協業関係を構築し事業の拡大につなげる。

トリプルアイ <5026>  675円 (+73円、+12.1%) 一時ストップ高

 トリプルアイズ <5026> [東証G]が4日ぶりに急反騰、一時ストップ高。17日夜のテレビ東京系報道番組「ワールドビジネスサテライト」で、同社の顔認証技術「AIZE(アイズ)」が紹介されたことが買い材料視されたようだ。「“脱マスク”で顔認証に脚光」というコーナーで顔認証技術の一つとして取り上げられ、AIZEの感情分析AIエンジンなどが紹介された。

エレメンツ <5246>  1,144円 (+113円、+11.0%)

 ELEMENTS <5246> [東証G]が続急騰。18日、グループ会社のLiquidが手掛けるオンラインでの本人確認サービス「LIQUID eKYC」について、ZOZO <3092> [東証P]のファッションEC「ZOZOTOWN」の年齢確認に導入されることとなったと発表。業績へのポジティブな影響を期待した買いを集めたようだ。LIQUID eKYCはAI審査で本人確認業務を自動化するサービス。高精度かつ適切な運用コストで年齢確認ができる点が評価され、導入に至ったという。正確な年齢確認により、顧客年齢に応じた適切なマーケティング施策の実現などにもつながるという。

アイスペース <9348>  2,100円 (+199円、+10.5%)

 ispace <9348> [東証G]が連日の急騰で高値更新。前週末14日に民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1において、マイルストーンの第8段階である「Success8」の完了を発表。週明け17日にはこれを材料視した買いを集めて、ストップ高となっていた。更に、政府の宇宙政策委員会が同日、宇宙基本計画の改正案をまとめたと伝わった。宇宙関連の産業や科学技術の基盤の強化に向け、国が積極的に関与する姿勢が示されたとあって、アイスペース株の刺激材料となったようだ。直近IPO銘柄で需給面でのシコリがなく、値動きの良さに注目した買いも流入したとみられる。

アクシージア <4936>  1,159円 (+110円、+10.5%)

 東証プライムの上昇率3位。アクシージア <4936> [東証P]が急反騰。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を75万株(発行済み株数の2.90%)、または11億円としており、取得期間は4月18日から6月30日まで。成長投資と株主還元の両立を図り、株主への一層の利益還元を遂行できるようにすることが目的としている。

カプコン <9697>  5,140円 (+425円、+9.0%)

 東証プライムの上昇率4位。カプコン <9697> [東証P]が急反発し、年初来高値を更新した。18日、「モンスターハンター」シリーズのスマートフォン向け最新モバイルゲーム「Monster Hunter Now」を9月にグローバルで提供を開始すると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。Monster Hunter Nowは位置情報技術とAR(拡張現実)技術を強みに持つNianticが開発・配信を担う新モバイルゲーム。モンスターハンターシリーズの持つ魅力とNianticの技術を掛け合わせた新たな作品を目指すとしている。23年9月の提供開始に向け、18日から参加希望者を募り、4月25日からクローズドベータテストを開始する予定という。

HIOKI <6866>  9,550円 (+650円、+7.3%)

 東証プライムの上昇率7位。HIOKI <6866> [東証P]が5日続急伸し年初来高値を更新。17日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高100億2800万円(前年同期比21.0%増)、営業利益23億4000万円(同27.6%増)、純利益16億3500万円(同26.6%増)と大幅増益となったことが好感された。脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、海外向けを中心にバッテリー、エネルギー市場関連の計測器需要が高い状態で推移した。また、本社工場における増床・増築工事で生産能力が強化されたことも寄与した。23年12月期通期業績予想は、売上高389億円(前期比13.2%増)、営業利益79億4000万円(同12.3%増)、純利益60億8000万円(同14.1%増)の従来見通しを据え置いている。

EDP <7794>  2,722円 (+159円、+6.2%)

 イーディーピー <7794> [東証G]が5日ぶりに急反発。佐賀大学が17日、ダイヤモンドを材料に用いた次世代パワー半導体「ダイヤモンド半導体」を使い、世界で初めて電子回路を開発したと発表した。電流のオン・オフを切り替えるスイッチングを高速で行うことができ、190時間の長時間連続動作でも劣化しなかったという。この発表が複数のメディアで報じられたこともあってダイヤモンド半導体への関心がにわかに高まっており、株式市場ではダイヤモンド関連に位置づけられる銘柄に思惑的な物色が向かった。人工ダイヤモンドの原料を手掛けるEDPのほか、人工ダイヤモンドの製造販売を行う子会社を持つ住石HD <1514> [東証S]が大幅高となった。

ソシオネクス <6526>  10,480円 (+590円、+6.0%)

 東証プライムの上昇率10位。ソシオネクスト <6526> [東証P]が3日続急伸し、上場来高値を更新した。SBI証券が17日、同社株の投資判断を「買い」として、カバレッジを開始した。目標株価は1万4000円に設定した。顧客ニーズの高まりが期待できるカスタムSoC(システム・オン・チップ)は半導体市場全体の成長率をアウトパフォームする可能性が高いとしたうえで、業界環境の変化と同社のビジネスモデルの変化がシンクロナイズしており、企業として高成長も見込まれると指摘。同証券はソシオネクスの24年3月期における営業利益が298億800万円になると予想する。

デサント <8114>  4,295円 (+190円、+4.6%)

 デサント <8114> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。SMBC日興証券が17日付で、新規に投資評価「1」、目標株価5200円でカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、16年から伊藤忠商事 <8001> [東証P]、中国アンタ社と始めた中国でのデサントブランドの打ち出しが奏功し、中国事業が急成長している点を評価。中国は現地企業が強く外資企業が苦戦するエリアだったが、中国の大手スポーツメーカーであるアンタと共に現地向け商品開発や店舗展開を進めることで強い成長曲線を描いているという。また、2000年代に屋台骨だった韓国事業が不買運動などで近年苦戦したが、不採算店舗の削減で収益性の改善に努めており、韓国事業の底打ちは近いとみている。

シスメックス <6869>  9,093円 (+274円、+3.1%)

 シスメックス <6869> [東証P]が大幅反発し年初来高値を更新。同社は17日、インド市場における更なる検査需要増加に対応するため、グジャラート州に新たな生産拠点を設立すると発表しており、好材料視された。新たな生産拠点は、サナンド2工業団地に約30億円を投じて建設され、将来の急速な需要増加や更なる生産品目拡大への対応を可能とする生産能力や拡張性を持たせ、更に一部の機器生産及び部材調達機能も備える予定。なお、24年度内の稼働を目指すとしている。

Sansan <4443>  1,953円 (+51円、+2.7%)

 Sansan <4443> [東証P]が7日続伸。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を1750円から2100円に引き上げた。同社はクラウドで名刺を管理するクラウド名刺管理サービス「Sansan(サンサン)」を展開するITサービス企業。第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結営業利益は前年同期比2.3倍と大幅増益。今年10月から開始予定のインボイス制度に対応するインボイス管理サービス「Bill One(ビルワン)」が高成長しており、23年5月期、24年5月期ともに高めの営業増益が期待できるとみている。具体的には今5月期の同利益は前期比66.4%増の10億5000万円、来5月期は今期推定比38.1%増の14億5000万円と連続最高益を見込んでいる。

良品計画 <7453>  1,458円 (+33円、+2.3%)

 良品計画 <7453> [東証P]が反発。中国国家統計局が18日発表した3月の小売売上高は前年比10.6%増となった。前年比の伸び率は1~2月累計(3.5%増)と比べ、大幅に上昇したほか、市場予想(7.4%増)も上回った。堅調な中国景気が業績に追い風になるとの見方から、同社株に買いが入ったようだ。発表後はファーストリテイリング <9983> [東証P]が18日の高値を付ける場面もあった。

イオンファン <4343>  3,425円 (+75円、+2.2%)

 イオンファンタジー <4343> [東証P]が8日続伸し、新値追いとなった。同社は17日取引終了後、3月度の既存店売上高が前年同月比6.9%増になったと発表しており、これが好感されたようだ。既存店の前年比は、商品売上が6.5%減となった半面、遊戯機械売上は10.3%増と伸長。回復が遅れていたメダル部門では、3年間控えていた機械投資を再開し、新機種「桃太郎電鉄~メダルゲームも定番!~」「ホリアテール」の2機種を合計100店舗以上に導入した。なお、全店ベースの売上高は同8.7%増となっている。

東宝 <9602>  5,290円 (+80円、+1.5%)

 東宝 <9602> [東証P]が続伸。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断「A」と目標株価6000円を継続した。同社では、24年2月期は先行投資や光熱費などの増加により連結営業利益は前期比10.9%減の400億円を予想している。ただ、同証券では今期は宮崎駿監督の新作映画やコロナ5類への移行などの効果で、会社計画を上回る500億円が見込めると見ている。また、第4の柱として強化するアニメ事業にも期待している。

マースGHD <6419>  2,991円 (+42円、+1.4%)

 マースグループホールディングス <6419> [東証P]が4日ぶりに反発。同社は17日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の28億円から41億円(前の期比2.6倍)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も185億円から203億円(同34.4%増)に上方修正した。アミューズ関連事業の主要販売先であるパチンコ業界で、スマートパチンコ・スマートパチスロの市場導入に伴う周辺設備の更新需要が高まり、専用ユニットの売り上げが伸長。ホテル・レストラン関連事業についても人流の緩和などを背景に売り上げが従来予想を上回る見込みで、自動認識システム関連事業も堅調に推移しているという。

味の素 <2802>  4,867円 (+63円、+1.3%)

 味の素 <2802> [東証P]が反発。そのほか、キユーピー <2809> [東証P]、ハウス食品グループ本社 <2810> [東証P]などをはじめ食品株が軒並み高となった。また、ニッスイ <1332> [東証P]などの水産株への投資資金流入も顕著で、業種別騰落では水産が値上がり率首位、食料品も値上がり率上位に入る人気となった。ここ日経平均はジリ高基調を強めているが、主力セクターである半導体関連株などへの買いは限定的となっている。一方で、内需系でインバウンド特需の恩恵も受けやすい食品セクター周辺は買いポジションを増やす動きが強まった。インフレ圧力が日本国内でも顕在化しているが、食品業界はコスト上昇を価格転嫁でこなしやすい業態として、収益面で優位性が指摘される。

三菱UFJ <8306>  878.1円 (+8.3円、+1.0%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が続伸。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]が堅調な値動きとなった。17日のニューヨーク株式市場でJPモルガン・チェース やシティグループ 、ウェルズ・ファーゴ といった銀行株が上昇。主要銀行で構成するKBWナスダック銀行株指数は3日続伸している。JPモルガンの1-3月期の純利益が前年同期比で大幅増益となるなど堅調で、米大手銀行株には買いが流入。これを受け、日本のメガバンクにも見直し機運が強まった。

※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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