東京株式(大引け)=84円安、米ハイテク株安受け続落も値上がり銘柄1000超
大引けの日経平均株価は前日比84円78銭安の2万2622円38銭と続落。東証1部の売買高概算は14億7712万株、売買代金概算は2兆6899億3000万円。値上がり銘柄数は1055、対して値下がり銘柄数は905、変わらずは81銘柄だった。
きょうの東京市場は終始売り物に押される展開となった。米トランプ政権のロシアゲート問題再燃に伴う政局混乱への懸念が重荷となっている。また、前日の米国株市場ではNYダウが58ドル高と反発し最高値を更新したが、一方でハイテク株比率の高いナスダック指数が安く、これが東京市場に悪影響を与える格好となっている。下値ではここまでの上昇相場に乗り遅れた国内機関投資家や個人投資家の押し目買いを誘い、売り一巡後は下げ渋る展開となった。週末にメジャーSQを控え、全体指数の乱高下を警戒するムードもあり、売買代金は2兆6900億円と今一つ盛り上がりを欠いた。ただし、値上がり銘柄数が1000を超え、値下がり銘柄数を上回った。TOPIXもプラスで引けており、実態はむしろ買い優勢の地合いだったといってよさそうだ。
個別では、任天堂<7974.T>が東証1部断トツの商いをこなしたものの株価は大きく下落、ソフトバンクグループ<9984.T>、ファナック<6954.T>なども軟調。東京エレクトロン<8035.T>、SUMCO<3436.T>などの半導体関連も安い。オハラ<5218.T>が大きく利食われたほか、石川製作所<6208.T>、レーザーテック<6920.T>も安い。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>、ヤーマン<6630.T>などの下げも目立った。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクがしっかり。ファーストリテイリング<9983.T>も堅調。NTT<9432.T>、JT<2914.T>なども買いが優勢となった。コマツ<6301.T>が強い動きで、新日鉄住金<5401.T>など鉄鋼株や日本郵船<9101.T>など海運株が総じて買われた。北の達人コーポレーション<2930.T>、ミクニ<7247.T>が値を飛ばしたほか、五洋建設<1893.T>も物色人気となった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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