東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、機械、海運、その他金融、化学、電気機器など21業種が上昇。一方、石油石炭、ゴム製品、鉱業、保険、銀行など12業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、NTTデータ<9613>、スズキ<7269>、東京海上<8766>、ブリヂストン<5108>、バンナムHD<7832>が軟化した。
前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が欧州中央銀行(ECB)主催のフォーラムで発言した内容がハト派的だったとして長期金利が低下し、主要株価指数が上昇。SOX指数が1.2%超の上昇となったことから、値がさハイテク株への支援材料になったようだ。また、円相場が1ドル=161円台後半と円安傾向が強まっていたが、これを警戒視する動きはみられなかった。ただし、値がさハイテク株に資金が向かう一方で、直近で物色が強まっていた金融などバリュー株の一角はリバランスから利食い優勢だった。
日経平均は、4万円回復後は達成感からいったんは4万円固めの動きが想定されていたが、これといった調整もなく、レンジを上放れてきた。明日は海外勢のフローが限られることから大きなトレンドは出にくいと考えられる。ただし、参加者が限られる薄商いのなか、インデックスに絡んだ商いにより上へのバイアスが強まる可能性もありそうだ。過熱感が警戒されやすいほか、週末には米雇用統計の発表が予定されているため、利食いが入りやすいところだが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
<CS>
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