本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅反発、値上がり銘柄数は400、値下り銘柄数は95、変わらずは12。
本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日16日の米国株式市場のダウ平均は大幅反発。地銀のファースト・リパブリック銀行(FRC)の行方を警戒して金融不安が再燃。ただ、複数の銀行が同地銀支援を協議していると報じられると安心感から買戻しが加速。金融システム混乱深刻化への懸念が後退して上昇して終了した。ナスダック総合指数は大幅続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受けて、本日の東証グロ-ス指数は大幅に反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート、その後も前引けにかけてじりじりと上げ幅を広げた。後場からは買い一巡感が台頭したものの、高値圏での推移が続き、日経平均株価よりも値幅を伴って上昇して終えた。金融不安が後退して米国株が上昇に転じたことは国内の個人投資家心理の改善に繋がった。また、新興株は前日まで軟調に推移する銘柄が散見されており、外部環境の不透明感がやや後退するなか、幅広い銘柄で押し目買いが優勢となり値上がり銘柄数は400となった。東証マザーズ指数は3.52%高、東証グロース市場Core指数は4.14%高となり時価総額上位銘柄が上昇をけん引した。
個別では、23年4月期の営業利益予想を上方修正したMacbeeP<7095>が25%高のストップ高で値上がり率トップに、GPT-3.5を活用したAI自動採点エンジンの提供を開始すると発表したEduLab<4427>が19%高のストップ高となった。また、第1四半期の最終赤字幅縮小を好感されたGA TECH<3491>が13%高となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やM&A総合研究所<9552>が堅調に推移、値上がり率上位には、ヘッドウォータース<4011>、Chatwork<4448>などが顔を出した。
一方、23年7月期上半期が営業赤字に転落したVALUENEX<4422>が15%安で値下がり率トップに、上期営業利益が前年同期比42%増も低進捗率を警戒されたビジョナル<4194>が10%安となった。また、人材投資が利益を圧迫し上期は2桁営業減益となったサーキュレーション<7379>が10%安となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナルやTKP<3479>などが軟調に推移、値下り率上位には、サイフューズ<4892>、エーアイ<4388>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、フリー、M&A総合研究所、ANYCOLOR<5032>などが上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7095|MacbeeP | 14830| 3000| 25.36|
2| 4427|EduLab | 491| 80| 19.46|
3| 4011|ヘッドウォータ | 10430| 1500| 16.80|
4| 4448|Chatwork | 1005| 140| 16.18|
5| 5032|ANYCOLOR | 5350| 705| 15.18|
6| 6562|ジーニー | 2055| 268| 15.00|
7| 5131|リンカーズ | 308| 38| 14.07|
8| 5247|BTM | 5680| 700| 14.06|
9| 3491|GA TECH | 1232| 145| 13.34|
10| 7140|ペットゴー | 1338| 157| 13.29|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4422|VALUENEX | 1136| -212| -15.73|
2| 4194|ビジョナル | 7990| -960| -10.73|
3| 7379|サーキュ | 1121| -126| -10.10|
4| 4892|サイフューズ | 1257| -99| -7.30|
5| 4388|エーアイ | 1209| -91| -7.00|
6| 2997|ストレージ王 | 506| -38| -6.99|
7| 7359|東京通信 | 2654| -168| -5.95|
8| 5246|ELEMENTS | 953| -48| -4.80|
9| 5132|pluszero | 8130| -370| -4.35|
10| 7084|キッズスマイル | 1012| -46| -4.35|
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