<6758>やホンダ<7267>などが買われたほか、中国などのアジア株の堅調ぶりも支援材料となり、日経平均は上げ幅を400円超に広げこの日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比463.17円高の21920.46円となった。東証1部の売買高は18億1191万株、売買代金は3兆4851億円だった。業種別では、電気機器、精密機器、サービス業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは鉄鋼、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業の3業種のみだった。
個別では、ソニーやホンダに加え、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>
やファナック<6954>の上げが目立ち、その他売買代金上位も三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、東エレク<8035>など全般堅調。通期業績予想を大幅に上方修正したアドバンテスは<6857>は13%近い上昇となった。決算発表銘柄ではローム<6963>、日通<9062>、ファンケル<4921>なども急伸。また、スミダ<6817>
が東証1部上昇率トップとなり、豆蔵HD<3756>などがストップ高を付けた。一方、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>は小幅安で引けた。任天堂は第2四半期決算が市場予想に届かず、大きく売られる場面があった。キヤノン<7751>も軟調。高炉休止の影響で業績予想を下方修正したJFE<5411>は9%近く下落した。また、今期業績見通しを赤字に下方修正した千代化建<6366>はストップ安水準で取引を終えた。
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