日経平均は大幅反発、半導体関連株が指数を押し上げ
終日買いが先行し、連日過去最高値を更新した。前日の米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始。その後も買い手優位の状況が続き、取引時間中に一時51400円台まで上げ幅を大きく広げた。後場以降も高値圏でもみ合う展開が続き、大幅高で取引を終了した。想定以上の業績上方修正や自社株買いを評価されたアドバンテスト<6857>が1銘柄で1000円以上押し上げたほか、半導体関連株が指数のけん引役となった。全体では、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなったほか、日米首脳会談が昨日終了したことも買い安心感となった。一方、東証株価指数(TOPIX)は後場以降マイナス圏で推移するなどさえない値動きとなっており、幅広い銘柄は軟調な値動きとなった。
大引けの日経平均は前営業日比1088.47円高の51307.65円となった。東証プライム市場の売買高は23億5745万株、売買代金は7兆921億円だった。業種別では、非鉄金属、電気機器、建設業などが上昇した一方で、パルプ・紙、不動産業、空運業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は12.3%、対して値下がり銘柄は86.2%となっている。
個別では、アドバンテスト、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<
5803>、レーザーテク<6920>、ディスコ<6146>、住友電<5802>、日立建機<6305>、スクリン<7735>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、日立<6501>、三菱電<6503>、キーエンス<6861>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、京セラ<6971>、ベイカレント<6532>、日東電<6988>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、ニデック<6594>、中外薬<4519>、コナミG<9766>、東京海上<8766>、富士フイルム<4901>、オリンパス<7733>などの銘柄が下落。
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