ＧＭＯ－ＡＰ、今期経常を一転81％減益に下方修正、配当も11.2円減額

　ＧＭＯアドパートナーズ <4784> [東証Ｓ] が11月6日大引け後(15:31)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比83.7％減の1億2400万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億3500万円→1億4000万円(前期は7億4600万円)に83.2％下方修正し、一転して81.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6億2700万円の黒字→6800万円の赤字(前年同期は2億0100万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の13.6円→2.4円(前期は12.5円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は8400万円の赤字(前年同一期間は2億1600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同一期間の4.9％→-2.6％に急悪化した。

株探ニュース