■ハイテク株のほか決算を手掛かりとした物色へ
■三井住友、3Q経常利益 15.9%増 1兆1966億円
■前場の注目材料:小糸製作所、30年度めどライダー売上高600億円に、先進運転支援で需要増
■ハイテク株のほか決算を手掛かりとした物色へ
2日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが369ドル高、ナスダックは197ポイント高だった。米長期金利の低下を好感した買いに、終日堅調に推移した。また、イスラエル、ハマス停戦の可能性との報道も一段の買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大した。セクタ―別では、小売の上昇が目立った一方、銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の36120円、円相場は1ドル146円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の下落に対する買い戻しの流れが優勢だった。また、取引終了後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムとメタ・プラットフォームズが時間外取引で買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの支援材料になりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時35710円まで売られる場面も見られたが、終盤にかけて切り返しており、36000円を上回っている。日経平均は36000円を挟んだ保ち合いを継続しているが、本日は36000円を支持線とした底堅さが意識されそうである。決算発表が本格化しているなか、積極的な売買は手控えられやすいものの、インデックスに絡んだ資金流入が入りやすいだろう。
日経平均は36000円辺りでの底堅さが意識されるなか、メタ・プラットフォームズの上昇を受けて物色としてはハイテク株のほか、メタバース関連などのテーマ株へも短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいと考えられる。そのほか、昨日の引け後に決算を発表したところでは、フタバ産<7241>、東邦レマック<7422>、プロHD<9246>、ぐるなび<2440>、田中化研<4080>、フォトシンス<4379>、マルサンアイ<2551>、太平洋工<7250>、カゴメ<2811>、コナミG<9766>、日瓦斯<8174>辺りが注目されそうだ。
■三井住友、3Q経常利益 15.9%増 1兆1966億円
三井住友<8316>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、経常収益が前年同期比52.8%増の6兆6912.18億円、経常利益は同15.9%増の1兆1966.79億円だった。個人向け営業のリテールにおいて資産運用ビジネスが回復したほか、決済ファイナンスビジネスの業容も拡大した。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38519.84、+369.54)
・ナスダック総合指数は上昇(15361.64、+197.63)
・シカゴ日経先物は上昇(36120、大阪比+200)
・SOX指数は上昇(4280.49、+19.56)
・VIX指数は低下(13.88、-0.47)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・小糸製作所<7276>30年度めどライダー売上高600億円に、先進運転支援で需要増
・トヨタ自<7203>ダイハツの新車販売、1月62%減、認証不正で大打撃
・トヨタ自<7203>国内4工場6ラインの稼働停止を延長、5日まで
・パナソニックHD<6752>伊イノーバに出資、住宅用空調製販で協業
・日野自<7205>エンジン再認証を年内にも申請、通期据え置き
・エンシュウ<6218>横型MC中国生産検討、コスト減・リードタイム短縮
・マックス<6454>サブスクで工具30種、1都6県で展開
・住友重<6302>ギアモーター用インバーター発売、操作性を向上
・芝浦機械<6104>ポッカマシン買収、システムエンジ事業を拡大
・サーバーワークス<4434>富士フイルムBIと、クラウド支援の新会社
・三菱電機<6503>ビル用マルチエアコン室外ユニット15種を今秋投入
・C&R社<4763>事業資産構成見直しパナHDから、シフトール全株式取得
・ソフトバンクG<9984>ウィーワーク・ジャパンの事業承継
・日本ペイントHD<4612>動画で知見共有、会社の壁超えた業務研修拡充
・三洋化成工業<4471>UV硬化樹脂開発、伸縮性と復元性両立
・三菱マテリアル<5711>横浜国大と、チタン製の水電解電極、高電流密度下で高効率
・エア・ウォーター<4088>ラピダス向け半導体材料の輸送取りまとめ受託
・日本酸素HD<4091>グループの大陽日酸、金属AM粉末拡充、仏アルミから販売権
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネタリーベース(12月:前年比+7.8%)
<海外>
・特になし <ST>
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