東京株式(大引け)=6円安、円安一服で利益確定売りも後場下げ渋る
大引けの日経平均株価は前日比6円83銭安の2万356円28銭と小反落。東証1部の売買高概算は17億3136万株、売買代金概算は2兆9564億4000万円。値上がり銘柄数は847、対して値下がり銘柄数は1067、変わらずは115銘柄だった。
きょうの東京市場は、前場は利益確定の動きに押された。前日の米国株市場ではNYダウが続伸したものの上値の重さが意識されたことや、外国為替市場でドル高・円安が一服したことが買い手控えムードにつながった。北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶるなか、週末要因も絡み積極的な買いが入りづらかった。大引けにかけて日経平均構成銘柄の入れ替えに伴う売り圧力が指摘されていたことも模様眺めムードを助長した。しかし、後場に入るとヘッジ売りの買い戻しが作用して全体指数は下げ渋る展開に。日経平均は終盤プラス転換する場面もあったが。結局大引けはわずかながらマイナス圏で着地した。業種別には医薬品や水産などディフェンシブセクターが堅調で全体指数を支えた。売買代金は銘柄入れ替えの影響もあって3兆円近くまで膨らんだ。
個別では、断トツの売買代金をこなした日本郵政<6178.T>がプラスで引けたほか、ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>なども堅調だった。武田薬品工業<4502.T>も買われた。バリューコマース<2491.T>が急伸、北沢産業<9930.T>、イソライト工業<5358.T>なども物色人気となった。チタン工業<4098.T>、東京エレクトロンデバイス<2760.T>も値を飛ばした。アンリツ<6754.T>が買い人気を集め、小野薬品工業<4528.T>、第一工業製薬<4461.T>なども上昇した。
半面、リクルートホールディングス<6098.T>が軟調、トヨタ自動車<7203.T>も売りに押された。ニトリホールディングス<9843.T>が下落、ヤマトホールディングス<9064.T>は大幅安となった。ハイデイ日高<7611.T>、東京個別指導学院<4745.T>が安く、小糸製作所<7276.T>、ツガミ<6101.T>の下げも目立った。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
東京個別のニュース一覧- 株式会社ベネッセコーポレーションの進研ゼミ個別指導教室事業の会社分割(簡易吸収分割)による当社への事業の承継に関するお知らせ 2024/12/18
- 東京個別指導学院が2024年 オリコン顧客満足度(R)調査の3部門で1位を獲得 2024/11/01
- <10月30日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/10/31
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … QPS研究所、エレメンツ、出前館 (10月11日発表分) 2024/10/15
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … コーディア、エレメンツ、IGポート (10月11日発表分) 2024/10/15
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=新春はAIビッグデータ&量子関連に刮目 (12/30)
- 東京株式(大引け)=386円安、前週末の反動で売り優勢となり4万円台着地ならず (12/30)
- 30日香港・ハンセン指数=終値20041.42(-49.04) (12/30)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の為替介入に警戒 (12/30)
おすすめ条件でスクリーニング
東京個別指導学院の取引履歴を振り返りませんか?
東京個別指導学院の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。