日経平均は小幅反発、米市場休場で参加者少なく値幅はわずか135円ほど
24日の米国株式市場は反発。ダウ平均は4.33ドル高(+0.01%)の39069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高(+1.10%)の16920.80、S&P500は36.88ポイント高(+0.70%)の5304.72で取引を終了した。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回り長期金利が低下に転じたため、一段高となった。3連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。
米国株の反発を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は、先週末の大幅安に対する反動もあり反発スタートとなったが、今晩の米国市場が休場のため、積極的な売買は手控えられた。前場の上下の値幅はわずか135円ほどに留まり、プライム市場の売買代金は1.7兆円台と商い閑散となった。
日経平均採用銘柄では、ソシオネクスト<6526>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>など半導体株の一角が買われたほか、川崎重<7012>、古河電工<5801>、日本製鋼所<5631>、富士電機<6504>が買われた。また、静岡県知事選挙でリニア中央新幹線推進派の鈴木氏が当選したことで、JR東海<9022>もしっかり。
一方、証券会社レポートがややネガティブ視されてサイバー<4751>が売り優勢となったほか、ネクソン<3659>、ラインヤフー<4689>、コナミグループ<9766>がさえない。また、HOYA<7741>、ヤマハ<7951>、ソニーグループ<6758>も売られた。
業種別では、海運業、電気・ガス業、保険業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、精密機器、水産・農林業、倉庫・運輸関連業、空運業、サービス業などが下落した。
為替は1ドル156円80銭前後と朝方比ではやや円高に振れているが、株式市場への影響は限定的。債券市場も小動き推移となっており、株式、為替、債券いずれの市場も米国市場休場を控え、参加者限定的の地合いとなっている。後場は前場以上に様子見ムードが強まり、商いは減少しそうだ。日経平均は前営業日比でプラス圏を維持していたが、買いが乏しいことから後場はマイナス圏に入る可能性もある。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
ラインヤフーのニュース一覧- 信用残ランキング【買い残増加】 Jディスプレ、メルカリ、ホンダ 2024/11/17
- 信用残ランキング【売り残減少】 東電HD、SB、三菱自 2024/11/17
- 「LINE ポコポコ」、「ディズニーヴィランズ」が登場するイベントを開催 2024/11/15
- 【LINEオープンチャット】出雲市の公式オープンチャットで、新たな2つの取り組みを開始オプチャ参加者のアイディアを日御碕復興企画とショートドラマ企画に反映 2024/11/15
- 字幕付きで見られるのはLINE VOOMだけ!韓国で新たに開催されるK-POPアワード『KOREA GRAND MUSIC AWARDS』を国内無料独占配信 2024/11/15
#日経平均株価の見通し材料 の最新ニュース
マーケットニュース
- 10時の日経平均は280円安の3万8362円、中外薬が49.22円押し下げ (11/18)
- <注目銘柄>=大林組、配当利回り約4%と割安 (11/18)
- 精工技研が逆行高で4000円大台復帰、DC向け光デバイス好調で業績様変わり (11/18)
- アップルがS高カイ気配、24年12月期業績予想及び配当予想を上方修正 (11/18)
おすすめ条件でスクリーニング
LINEヤフーの取引履歴を振り返りませんか?
LINEヤフーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。