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2024/01/27 - オービック(4684) の関連ニュース。■今週の相場ポイント 1.日経平均は3週ぶり反落、一時3万7000円が目前に 2.ダウに続きS&P500最高値、上昇相場に弾み 3.日銀会合結果は現状維持、想定通りで利益確定売り 4.冴えない展開続く、ニデックが利益予想引き下げ 5.週末は半導体株安、インテル業績見通しが予想下回る■週間 市場概況 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比212円(0.6%)安の3万5751円と、3週ぶりに下落した

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今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、週末米インテル決算を機に半導体売り圧(訂正)

配信元:株探
投稿:2024/01/27 06:40

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は3週ぶり反落、一時3万7000円が目前に
 2.ダウに続きS&P500最高値、上昇相場に弾み
 3.日銀会合結果は現状維持、想定通りで利益確定売り
 4.冴えない展開続く、ニデックが利益予想引き下げ
 5.週末は半導体株安、インテル業績見通しが予想下回る

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比212円(0.6%)安の3万5751円と、3週ぶりに下落した。

 今週はリスク選好ムードのなか買い先行でスタートしたが、その後は利益確定売りに押される展開が続いた。米インテルの業績見通しが市場予想を下回り、半導体関連株に売りが波及。全体相場の下落を助長した。

 週明け22日(月)の東京株式市場は強気相場に弾みがついた。日経平均は一時600円を超える上昇となり、終値で3万6000円台に乗せた。前週末の米国株市場でNYダウに続き、機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も史上最高値を更新。半導体セクターを中心に活況高となり、全体相場が押し上げられた。23日(火)は売り買い交錯。この日発表された日銀金融政策決定会合の結果は現状維持だった。市場の想定通りマイナス金利解除は見送られたが、事前に織り込みが進んでいたことから利益確定売りを誘発。日経平均は前場に一時3万7000円目前まで水準を切り上げていたが、大引けは小幅マイナス圏で着地した。24日(水)も売り圧力が継続。目先高値警戒感から買いを手控える動きが広がった。プライム市場の約7割の銘柄が値下がりした。冴えない相場展開が続き、25日(木)も売り優勢でスタート。大引けはわずかにプラス圏に浮上して着地したが、依然として方向感の定まらない地合いだった。個別では今期利益見通しを引き下げたニデック <6594> [東証P]が下落した。26日(金)はこれまで相場を牽引してきた半導体関連株に売りがかさんだ。米インテルが前日発表した1-3月期の売上高見通しが市場予想を下回り、同社株は時間外で急落。この流れが東京市場にも波及した。日経平均は一時500円超の大幅安となり、3万6000円台をキープできずにこの週の取引を終えた。

■来週のポイント
 来週は注目イベントが多く、注意が必要だ。特に30日から2日間にわたって開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB議長の発言は、相場転換の起点となる可能性もある。また、米国に続き国内企業も決算発表シーズンに突入する。個別銘柄の物色が盛んになりそうだ。

 重要イベントとしては、国内では30日朝に発表される12月完全失業率と12月有効求人倍率、31日朝に発表される12月鉱工業生産が注目される。海外では、前述したFOMCとパウエル議長発言のほか、30日に発表される米国1月コンファレンスボード消費者信頼感指数、31日に発表される中国1月製造業PMIと米国1月ADP雇用統計、2月1日発表の米国1月ISM製造業景気指数、2日に発表される米国1月雇用統計に注視が必要だろう。

■日々の動き(1月22日~1月26日)

【↑】   1月22日(月)―― 大幅続伸、半導体関連が買われ3万6000円台回復
 日経平均 36546.95( +583.68)  売買高14億8464万株 売買代金 4兆2146億円

【↓】   1月23日(火)―― 3日ぶり反落、大幅高の反動で利益確定売りが優勢
 日経平均 36517.57(  -29.38)  売買高16億4569万株 売買代金 4兆9562億円

【↓】   1月24日(水)―― 続落、国内金利上昇でリスク回避の売り優勢
 日経平均 36226.48( -291.09)  売買高15億6297万株 売買代金 4兆3242億円

【↑】   1月25日(木)―― 3日ぶり小反発、半導体関連株が買われ切り返す
 日経平均 36236.47( +9.99)  売買高14億2510万株 売買代金 4兆2144億円

【↓】   1月26日(金)―― 大幅反落、半導体関連株を中心に売り優勢
 日経平均 35751.07( -485.40)  売買高15億8316万株 売買代金 4兆5018億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、20業種が値下がり
 (2)値下がり率トップはENEOS <5020> など石油。資源株は三菱商 <8058> など大手商社も安い
 (3)オリンパス <7733> など精密機器、トヨタ <7203> など自動車、ソニーG <6758> など電機といった輸出株も売られた
 (4)菱地所 <8802> など不動産、リクルート <6098> などサービス、オービック <4684> など情報・通信といった内需株も軟調
 (5)三菱UFJ <8306> など銀行が値上がり率トップに買われたほか、野村 <8604> など証券、第一生命HD <8750> など保険も堅調
 (6)素材株は古河電 <5801> など非鉄が高く、山陽鋼 <5481> など鉄鋼、資生堂 <4911> など化学もしっかり

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
 1(1) 半導体
 2(2) 半導体製造装置
 3(4) 人工知能
 4(7) 生成AI
 5(3) TOPIXコア30 ── 海外投資家の攻勢で好パフォーマンスも
 ※カッコは前週の順位

株探ニュース
配信元: 株探

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