米中貿易摩擦に対する懸念後退や主要国での長期金利低下が一服したことなどから、昨日は米国市場は主要3指数揃っての大幅高。この流れを受けてマザーズ先物にも朝方から買いが先行した。前期の営業赤字が拡大したメルカリ<4385>が前日比258円(-8.74%)安の2693円と3日ぶりに大幅反落し、マザーズ先物の下げに大きく寄与した。最終的には、後場に入ってからは次第に下げ幅を拡大しはじめ、前日比でマイナスとなって終わった。国内3連休を控えた週末要因も相まって、個人投資家によるポジションを手仕舞う動きも見られた。個別では、メルカリが大きく下げたほか、第3四半期の累計営業利益が減益となったCRI・MW<3698>が前日比472円(-20.27%)安の1856円と大幅に反落した。なお、本日、新規上場したステムリム<4599>は、公開価格を7%下回る930円の初値をつけて始まり、最終的には951円で引けた。
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