上昇後もみ合い。31日の取引終了後、SCSKが24年7月31日より提供を開始した統合監視サービス「MoniPro M」に、「Mackerel」が採用されたことを発表し、上昇して始まったが地合いに押されもみ合いとなっている。「Mackerel」は、オンプレミス、マルチクラウドなど様々な環境に対応したSaaS型サーバー監視サービスで、SCSKとの連携により、「MoniPro」利用者のクラウド・ハイブリッド環境の監視を支援していくという。
<4564> OTS 60 +12
大幅続伸、年初来高値更新。7月30日、食道がん患者を対象としたS-588410第III相臨床試験結果論文の公表を発表しており、引き続き好感されている模様だ。塩野義製薬にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンS-588410の食道がん患者を対象とした第III相臨床試験結果をまとめたもので、論文はEsophagus誌に掲載されている。BIG3-PHB2相互作用阻害PHB2由来ペプチドを含む乳がん治療薬の特許取得も材料視されているようだ。
<6537> WASHハウス 473 -100
ストップ安。7月31日大引けでストップ安配分となり、本日もストップ安となっている。目立った悪材料は見当たらないが、地合いの悪さと、新規事業であるコンテナ型セルフランドリー店舗展開発表を手がかりに連日ストップ高となった急騰の反動が本日も続いている模様だ。
<4015> ペイクラウド 611 +44
大幅反発。31日の取引終了後、株主優待制度の新設を発表して、好感されている。毎年8月末日時点で株主名簿に記載または記録された、300株(3単元)以上を保有する株主(保有期間を問わず)を対象に、500株未満一律5,000円のデジタルギフト、500株以上一律10,000円のデジタルギフトを贈呈する。グループ会社のバリューデザインが提供する電子マネー「独自Pay」サービスを導入する企業が発行するデジタルギフトの中から1種類を選択できる。
<3542> VEGA 741 +93
一時ストップ高。31日の取引終了後、25年3月期第1四半期の業績を発表し、好感されている。営業利益は2.02億円(前年同期は営業損失0.34億万円)、経常利益は2.03億円(前年同期は経常損失0.29億円)、四半期純利益は1.30億円(前年同期は四半期純損失0.19億円)となった。前期から継続している利益改善の取り組みによるマーケティングコストの適正化を中心に、人件費及び固定費の抑制にも取り組んだ結果としている。
<4592> サンバイオ 1110 -6
もみ合い。31日の取引終了後、「アクーゴ脳内移植用注」(一般名:バンデフィテムセル)について、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善治療薬として条件及び期限付き製造販売承認を取得したと発表している。アクーゴは、脳内の損傷した神経組織に移植することで、複数のタンパク質等が放出され、損傷した神経細胞が本来持つ再生能力を促し、神経細胞の増殖・分化を促進する効果が期待されている。また、基礎試験の結果から、神経細胞の保護作用、血管新生促進作用、免疫調整作用が報告されている。 <ST>
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