本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅続伸、値上がり銘柄数は278、値下り銘柄数は198、変わらずは32。
本日のグロース市場は堅調な展開となった。7日の米株式市場でダウ平均は反発。米連邦準備制度理事会(FRB)高官がタカ派色と強めたことで売りが先行。その後、パウエル議長がディスインフレの初期段階にあるとの見解を改めて示すと安心感から上昇に転換。年内に利上げ終了の軌道は変わらないとの見方から終盤にかけて上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は3日ぶり反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受けて、本日の東証グロ−ス指数は大幅に続伸した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後、朝方は前日終値付近まで上げ幅を縮小した。ただ、即座に売り一巡感が台頭して買い優勢の展開に、その後も終日右肩上がりにじりじりと上げ幅を広げていき、両指数とも高値引けとなった。パウエル議長の講演が全体として警戒していたほどタカ派的ではなくナスダックが大幅に上昇したことを受けて個人投資家心理は改善した。また、東証プライム市場で為替の円高進行や指数寄与度上位銘柄の決算を受けた急落が重しとなるなか、値動きの軽い新興株に幕間つなぎの物色が向かったようだ。新興市場では時価総額上位銘柄中心に、決算を発表した銘柄など個別材料株にも物色が向かい東証マザーズ指数は1.36%高、東証グロース市場Core指数は2.47%高となった。
個別では、ソフトバンク子会社のSB C&Sとの業務提携に関する合弁契約締結を引き続き材料視されたビープラッツ<4381>が20%高のストップ高で値上がり率トップに、チャットAI活用の創作支援ツールで先行ユーザー募集を開始したnote<5243>が17%
高のストップ高となった。また、通期業績予想及び配当予想の上方修正を発表したタスキ<2987>が14%高となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やフリー<4478>などが堅調に推移、値上がり率上位には、免疫生物研究所<4570>、ジェイテック<2479>などが顔を出した。
一方、前日まで大幅に上昇していたセキュア<4264>が利食い売り優勢から13%安で値下がり率トップに、業績予想の下方修正を発表したビーマップ<4316>が9%安となった。また、信用取引の規制強化で売買圧迫との見方が優勢となったELEMENTS<5246>が8%安となった。値下り率上位には、バリュエンス<9270>、トラースOP<6696>、ステムセル研究所<7096>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、ビジョナル、フリー、そーせい<4565>などが上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4381|ビープラッツ | 1765| 300| 20.48|
2| 4570|免疫生物研究所 | 487| 80| 19.66|
3| 5243|note | 543| 80| 17.28|
4| 2987|タスキ | 1391| 178| 14.67|
5| 2479|ジェイテック | 306| 30| 10.87|
6| 4268|エッジテクノロジ | 1008| 98| 10.77|
7| 5248|テクノロジーズ | 3080| 280| 10.00|
8| 3773|AMI | 1460| 125| 9.36|
9| 5132|pluszero | 7000| 560| 8.70|
10| 4075|ブレインズ | 1073| 85| 8.60|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4264|セキュア | 1160| -182| -13.56|
2| 9270|バリュエンス | 1850| -191| -9.36|
3| 4316|ビーマップ | 473| -47| -9.04|
4| 5246|ELEMENTS | 1015| -97| -8.72|
5| 6696|トラースOP | 564| -43| -7.08|
6| 7096|ステムセル研究所 | 2510| -186| -6.90|
7| 9560|プログリット | 1777| -131| -6.87|
8| 7066|ピアズ | 602| -40| -6.23|
9| 9342|スマサポ | 1832| -118| -6.05|
10| 9554|AViC | 1395| -83| -5.62|
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