東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、鉱業、石油石炭、不動産、輸送用機器の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、トレンド<4704>、協和キリン<4151>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、テルモ<4543>、KDDI<9433>が軟調だった。
前日の米国市場では、米CPIの発表を控えるなか、持ち高調整の動きが優勢だった。この流れから売りが先行したほか、日銀の中川順子審議委員が講演で「日銀の経済・物価の見通しが実現していけば、緩和度合いを調整していく」と述べたことがタカ派的と受け止められ、円相場が1ドル=140円台後半へと円高が進行したことが重荷となった。
米大統領選候補者による討論会では、「民主党のハリス副大統領が勝利した」と海外メディアが報じた。減税などマーケットに友好的な政策を公約に掲げるトランプ氏劣勢と捉えられたようだ。なお、CPIについては、市場予想を上回る減速を示す結果となれば、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%の利下げを織り込む動きになる可能性が高い。引き続き為替など米国市場の動きを確認する必要がありそうで、目先は不安定な動きを強いられるだろう。
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