東京株式(前引け)=続伸、米株高を背景にリスクを取る動き継続
きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高を受け引き続きリスクを取る動きが顕著となった。外国為替市場では1ドル=106円台前半と足もと円高含みに推移しているが、海運や非鉄などが買われたほか、米ハイテク株の戻りに追随して半導体を中心とする電機セクターにも買い戻しが入った。週末要因でキャッシュポジションを高める売りも出ているが、個人投資家を中心に買いニーズは強く、日経平均2万1300円台後半で売り物を吸収している。
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、東京エレクトロン<8035.T>、SUMCO<3436.T>も高い。ファーストリテイリング<9983.T>が上値追い、ファナック<6954.T>もしっかり。スター・マイカ<3230.T>が値を飛ばしたほか、第一工業製薬<4461.T>、メンバーズ<2130.T>なども人気となった。半面、トヨタ自動車<7203.T>が冴えず、ペプチドリーム<4587.T>も売りに押された。カプコン<9697.T>が急落、タカラバイオ<4974.T>、インフォマート<2492.T>などの下げも目立つ。カルビー<2229.T>も軟調。
出所:minkabuPRESS
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