大引けの日経平均は前日比668.14円安の30,601.78円となった。東証プライム市場の売買高は13億3197万株、売買代金は3兆2881億円だった。セクターでは、電気・ガス業、パルプ・紙、陸運業、水産・農林業が上昇した。一方、電気機器、不動産業、機械を筆頭に多くのセクターが下落した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の78%、対して値上がり銘柄は20%だった。
個別では、前日に業績・配当予想を上方修正したアーレスティ<5852>、オルガノ<
6368>が大幅上昇。7-9月期決算が好調だった山崎製パン<2212>、フューチャー<4722>などの決算関連も上昇した。そのほか、日本道路<1884>、野村マイクロ・サイエンス<6254>、共同印刷<7914>らも続伸。東証スタンダードでは、マリオン<3494>、タツミ<7268>などが、東証グロースではシャノン<3976>、アクアライン<6173>などが値上がり率上位に並んだ。
一方、個人投資家のマインド低下でネットプロHD<7383>が下落。業績下方修正で関東電化工業<4047>、正興電<6653>が下落したほか、決算関連では横河ブリッジHD<
5911>なども下落。前日のSOX指数大幅下落でディスコ<6146>、サムコ<6387>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>ら半導体銘柄も軒並み下落した。東証スタンダードではRSC<4664>、ギグワークス<2375>、ヴィア・HD<7918>、東証グロースではサイエンスアーツ<4412>、アジャイル<6573>、ラストワンマイル<9252>などが値下がり率上位に並んだ。
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