大引けの日経平均は前日比538.71円安の22036.05円となった。東証1部の売買高は15億5187万株、売買代金は2兆7343億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、海運業、石油・石炭製品、建設業、ガラス・土石製品、その他製品が下落率上位だった。
個別では、任天堂<7974>、ファナック<6954>、SUMCO<3436>が5%超、昭電工
<4004>が8%超の下落となった。景気敏感株を中心にこのところ戻り歩調だった銘柄の下げが目立った。その他売買代金上位もソフトバンクG<9984>、ファーストリテ
<9983>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>など全般軟調。ソフトバンクGは携帯電話販売を巡る総務省の行政指導が伝わり、後場マイナスに転じた。また、DLE<3686>が東証1部下落率トップとなり、レーティング引き下げ観測の川崎船
<9107>なども上位に顔を出した。一方、日経平均構成銘柄では洋缶HD<5901 >、コニカミノルタ<4902>、千代化建<6366>が逆行高。前日に決算を受けてストップ高水準まで買われたトリケミカル<4369>は、本日も大幅続伸で東証1部上昇率トップ。
レーティング引き上げの動きが観測された。また、ティーライフ<3172>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
<HK>
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