―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の3月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 エッジテクノ <4268>
24年4月期の連結経常利益を従来予想の2億円→8000万円(前期は2億4500万円)に60.0%下方修正し、減益率が18.4%減→67.3%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 HEROZ <4382>
24年4月期の連結最終損益を従来予想の3000万円の黒字→9億3000万円の赤字(前期は5億7400万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.4 イトクロ <6049>
24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の経常損益(非連結)は2000万円の赤字(前年同期は1億1100万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4268> エッジテクノ 東G -21.64 3/ 8 3Q -49.27
<4382> HEROZ 東S -18.78 3/ 8 3Q 113.04
<9242> メディア総研 東G -16.40 3/ 8 上期 16.30
<6049> イトクロ 東G -13.66 3/ 8 1Q 赤転
<7279> ハイレックス 東S -7.87 3/ 8 1Q 黒転
<4441> トビラシステ 東S -6.99 3/ 8 1Q 11.05
<3248> アールエイジ 東S -6.69 3/ 8 1Q -33.93
<4238> ミライアル 東S -4.16 3/ 8 本決算 -
<6040> 日本スキー 東G -3.38 3/ 8 上期 61.15
<6656> インスペック 東S -3.27 3/ 8 3Q 赤拡
<5218> オハラ 東S -2.49 3/ 8 1Q -51.16
<8917> ファースト住 東S -2.09 3/ 8 1Q -52.01
<4334> ユークス 東S -1.90 3/ 8 本決算 40.78
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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